ファンド詳細

受付終了 途上国未電化家庭用太陽光システムファンド

途上国の灯油ランプを電気に変えて、夜間も勉強できる環境を提供する

一口金額10,500円 募集総額20,000,000円
事業者名株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 参加人数 583人
地域東京都
海外
分野エネルギー
募集期間2018年1月17日~
2018年12月31日
シリーズ
特典
1口につき、0.5 tCO2(2,000円相当)のカーボンオフセット・サービス
10口以上から口数に応じて、今回開発する家庭用ソーラーシステムをお届けします。


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本匿名組合契約の名称 途上国未電化家庭用太陽光システムファンド
営業者 株式会社PEAR カーボンオフセット・イニシアティブ
取扱者 ミュージックセキュリティーズ株式会社
(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号)
出資金募集最大総額(口数) 20,000,000円 (2,000口)
出資金募集最低総額 15,000,000円
申込単位(1口あたり) 10,500円/口 (内訳:出資金10,000円 取扱手数料500円)
(上限口数:100口)
募集受付期間 2018年1月17日〜2018年12月31日

※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した
 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。
会計期間 本匿名組合事業が開始した日の翌月1日から2年間、または、本匿名組合契約の資金にて製造した製品をすべて販売し終わった月の月末のうち早期に到来した日まで
契約期間 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日
決算日 会計期間終了日
報告日 決算日から60日以内
分配方法 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能
予想リクープ
累計売上金額(税抜)
20,000,000円
契約方法

匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。

なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。
従って、出資金および取扱手数料が払込まれていても取引時確認(本人確認)ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。

一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。

決済方法

ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込
(2)ネット決済(以下の銀行に対応)
三井住友銀行三菱東京UFJ銀行みずほ銀行
イーバンク銀行ジャパンネット銀行
(3)クレジットカード決済(以下のカードに対応)
ダイナースVISAMASTER

途上国未電化家庭用太陽光システムファンドの締結については、以下のような留意点およびリスクがあります。

1.本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。

2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。

3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。

4. 営業者の信用リスク
営業者は現在、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。

5. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。

6. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。

7. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。 

8. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。

9. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。

10. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。

11. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。

12. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。

13. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。

14. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。

15. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。

16. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

17. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。

18. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、募集期間が終了したにもかかわらず、申込者からの出資金額が出資金募集最低総額(15,000,000円)に満たなかった場合、2018年12月末までに新製品の受注を受け、製造開始出来なかった場合、ディストリビューターとの提携及び製造委託契約の締結が出来なかった場合、商品生産前に計画未達(もしくは大幅なマイナス変更)が分かった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。

19. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

20. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

21. 新商品に関するリスク
本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

22. 兼業に関するリスク
営業者の代表者は(有) クライメート・エキスパーツの代表取締役として活動に携わっていることから、営業者の代表者が(有) クライメート・エキスパーツの活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。

事業計画

今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。

(1) 事業計画上売上について
事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約における累計リクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです。
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(2)事業計画上の実現施策(運営の方針)について
営業者は設立11年目の会社です。創業以来に主に後発途上国での調査や、当該国に進出を検討している企業への調査・事業化支援といった開発コンサルティング事業及びそれに付随する業務を行い、後発途上国におけるエネルギー問題に関する課題と改善策についての知見の集積と実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. ソーラーホームシステム製品の生産
営業者は従前より後発途上国の未電化家庭対象を対象とするソーラーホームシステム製品の開発を行っており、既に生産に必要な原材料の仕入先、生産設備、生産技術を有する外注先を有しており、製品のプロトタイプについては既に完成しております。
b. ソーラーホームシステム製品の販売
営業者は従前より後発途上国における開発コンサルティング事業を行っており、既に販路経路となりうる代理店の開拓をおこなっております。今後はプロトタイプの製品を持ち込み、当該代理店や対象国の政府系金融機関等と連携して営業活動等を行うことで、売上の拡大を図ります。
c. 新商品の生産販売
本匿名組合契約の対象事業は、新製品の生産販売のみとなります。この点営業者は、既に商品開発を進めており、今後量産体制を整備し、販売を進めていく予定です。販路の開拓については、代理店や対象国の政府系金融機関を通じて、商談を進めてまいります。

 

分配計算式

匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。

・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×100%÷2,000口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×100%÷2,000口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×32%÷2,000口×1口

 

金銭による分配金額のシミュレーション(出資金募集最大総額で成立した場合)

本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口10,000円の出資の場合)

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(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口10,000円の出資金に対し、1口分配金額が10,000円となる時点を償還率100%としています。
    匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/10,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。

  • ファンド詳細ページ(本ページ)の「このファンドを申し込む」ボタンをクリック。
  • ログインする※ユーザー会員登録されていない方は会員登録をしてください。
  • ファンド詳細情報・契約書・契約説明書のご確認ください(熟読してください)。
  • ご契約内容に同意の上、口数を指定し、ファンドのお申込をしてください。
  • 指定金額のご入金及び、取引時確認(本人確認)資料をご送付ください。
  • 入金確認及び本人確認が完了し次第、Eメールにて、契約の成立をお知らせします。
  • 皆さんで事業を応援しましょう。
仕組み図
1 募集受付期間 2018年1月17日~2018年12月31日
2 会計期間 本匿名組合事業が開始した日の翌月1日から2年間、または、本匿名組合契約の資金にて製造した製品をすべて販売し終わった月の月末のうち早期に到来した日まで
3 契約期間 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日
4 決算日 会計期間終了日
5 報告日 決算日から60日以内
6 分配日 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能
【営業者】
本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2017年12月31日現在)
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【取扱者】
本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2017年12月31日現在)
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このファンドは、どういうものですか? 事業に必要な資金を出資者の方から調達を行います。
そして、出資者の方には、一定期間の売上を分配金として受け取れるほか、投資家特典も提供させて頂きます。
投資家特典とはどのようなものがあるのでしょうか? 個別のファンドごとに特典は異なりますので、ファンドごとの特典は、ファンド詳細情報をご覧ください。
利益の分配に際し、税金はどうなりますか? 出資金額を越える利益部分に20.42%の源泉所得税がかかります。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
途中解約はできますか? 匿名組合契約を途中で解約することはできません。
元本は保証されていますか? 本ファンドは元本を保証するものではありません。 ファンド対象の売上如何によっては出資金が減額、あるいはゼロとなる可能性があります。
他人に譲渡することはできますか? 匿名組合契約上の地位を他人に譲渡することはできません。
未成年者でも契約できますか? 親権者の同意があればご契約頂けます。
申込方法とよくある質問 申込方法とよくある質問
>>申込方法とよくある質問
  • 途上国未電化家庭用太陽光システムファンド
ご存じでしょうか?世界には、いまだに12億人もの人々が電気のない生活を送っています。
営業者である株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブは、途上国の低炭素型経済発展に、とくにエネルギー(この場合は電気)へのアクセスという面における具体的回答としてのBOPビジネスを企画して参りました(BOP=Base of the Pyramidは貧困層を表しています)。
本ファンドの対象事業で生み出されるのは、これまで技術面や途上国でのビジネス面で試行錯誤を繰り返し、ようやくプロトタイプが完成した家庭用のソーラーホームシステム製品です。本ファンドの対象事業は、その製品を途上国へ展開・普及していく事業で、皆様からの出資金は初回生産分の製造費として使用致します。出資頂いた方への特典としては、カーボンオフセット・サービスを用意しております。
気候変動問題や途上国のエネルギー問題にご関心や問題意識をお持ちの方、サステイナブルな社会課題の解決(SDGs:持続可能な開発目標)に何らかの寄与をしたいという方は、SDGsに多側面から寄与する本事業に、ぜひ応援頂ければ幸いです。
 

本ファンドの魅力

ソーラーホームシステム事業の可能性株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブが行うソーラーホームシステム普及事業は、途上国の低炭素型経済発展に、とくに農村貧困層のエネルギーアクセスという面における課題を解決する手段を提供する事業です(たとえばエチオピアの農村では電気の普及率はなんと10%にすぎません)。
その手段が、今回製造を行う家庭向け製品ソーラーホームシステム(SHS)です。
ソーラーホームシステム事業を成功させる上では、途上国への展開が必須で、現地での取り引きがスムーズに実現出来るかどうかも大きなポイントとなります。
株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブは、途上国BOP層を相手とするビジネスでは、薄利多売が実現できることが必要と考えます。そのため、ソーラーホームシステム事業を現地で展開してくれるパートナーであるディストリビューターの選択は、特に重要な要素です。ローカルへの強いチャンネルを持ち、分割払いのできるローンサービスを消費者に提供できるディストリビューターと協同すると同時に、その他のかなりユニークなチャンネルの開拓も行っていきます(たとえばバングラデシュ出稼ぎ労働者の実家向けギフト市場など)。

いままで活動を行ってきた主要対象国【バングラデシュ】
PEARは、いままで 170 万セットのソーラーホームシステム販売実績のあるグラミン・シャクティ(ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行系列)と数年にわたって提携して参りました。彼らの家庭用バイオガス普及事業のCDM(京都議定書の下での炭素排出権事業)化も行いました。
【エチオピア】
いままでビジネス面の調査を10回程度実施し、唯一のテレコム公社であるエチオテレコム関連の強力なディストリビューターHidasie Telecom Share Companyと提携して参りました。

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(グラミン・シャクティが開発したバイオガスを利用した調理器具。大変な薪などでの調理を不要にします)

バングラデシュでは、政府のSHSプログラムを運営する IDCOLから未電化家庭まで、何度も意見交換や訪問し、エチオピアでも役所はもちろんアディスアベバから数時間程度の距離の未電化村も複数調査して参りました。現地の電力省へは何度も訪問し、ソーラーホームシステムプログラムの現況や省としての意向や限界などを確認しております。
これまでに株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブで開発したミニソーラーホームシステム製品「EGAO」は、現地の方々と議論しながら設計し、意見を取り入れながら設計を行ってきたものです。これまでも多くの現地の方々と調整を繰り返し、現地で多くのニーズを確認して参りました。
大きな社会的意義の裏返しでもある貧しい人々に製品を販売することの難しさはありますが、その市場は巨大で、また3年で2倍のスピードで急激に伸びてきています。PEARは、バングラデシュやエチオピアをはじめ、アジアではインド、ミャンマー、パキスタンにコネクションがあり、展開を視野に入れています。アフリカでは、ケニア、タンザニア、ウガンダ等の東アフリカ、コートジボアールやガーナなどの西アフリカ諸国など、数々の途上国への展開が期待できる事業で、大きな可能性を感じております。

これまでの実績と課題、ソーラーホームシステム新製品開発へ株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブは、これまで試行錯誤を繰り返しながら、ソーラーホームシステム事業開発を行って参りました。
いくつかの電気製品の製造メーカーと、議論、現地への同行や試作などを行ってきましたが、それぞれ難しい点があって、実現化に至りませんでした。最後に、(株)アイガジェットというLEDやリチウムイオン電池製品を専業にする中小企業と出会い、ここといっしょにビジネスを行っていくこととしました(社長の川口さんは非常に優秀な製品プロデューサーです)。
ユーザーの生活改善という点で、単なるスポットライトにしたくはなかったので、小さなソーラーランタンではなく、室内照明として用いることができるソーラーホームシステム(その中では小さなタイプである10Wの太陽光発電(PV)パネルを持つミニソーラーホームシステム)を、川口さんといっしょに開発し、EGAOと名づけました。
このミニソーラーホームシステムは、下の写真のような構成で、太陽光パネルに加え、ノートPC級(63Wh)のリチウムイオン電池が内蔵されたコントローラー、高効率高輝度のLED 照明(300ルーメン)が2から3灯、さらにはスマートフォン用バッテリーを用いたポータブル電灯(勉強補助、外出時や保安用途)も付属させました。もちろん携帯電話充電用にUSB出力も装備しています。
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(ソーラーホームシステムEGAOの初号機とロゴ)

ビジネスの対象国は、それまでの現地との関係性やポテンシャルなどを考慮して、バングラデシュとエチオピアにまず焦点を絞り、その中で最大と言えるディストリビューターと議論を重ねました。それが前述の2社です。製品開発にあたっても、彼らの意見を取り込みながら行いました。最初からあわせると、数十回訪問しています。
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(エチオピアにてEGAOのソーラーパネル設置)

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(子供が夜でも勉強が出来るようになります。これはエチオピアの子供です)

ソーラーホームシステムのビジネス展開における課題は、途上国農村においては、システム自体の認知度が低く、また複数の製品から選択できる状況にないということがあげられます。これはできるだけ強力なディストリビューションチャンネルや、デモンストレーションの機会を持つことができるか、がポイントになります。
加えて、「灯油ランプを使い続けるという現状の生活習慣」の克服が大きな課題であると認識しています。すなわち、いかに「そのメリットを多くの人に実感として感じてもらえるか」、さらには「メリットを超えた『魅力』をアピールできるか」という左脳と右脳に訴えられるかどうかがポイントになります。
また、ミニソーラーシステムの価格は、およそ一年強の灯油コスト程度ですが、現地の方々が購入する場合、少しずつ支払う分割払いができるかどうかも課題として挙げられ、その手段を提供できるか、という点も重要です。

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(エチオピア貧困層の使っている灯油ランプ。単なるビンであるためかなり暗い)

EGAO初号機は、性能や価格の面で他製品と十分に競合できるものでしたが、いくつかの理由で、初期小ロット生産に留めることとしました。すなわち、この経験を活かし、新製品を開発することで大きな展開をはかるという判断をするに至りました。
ビジネス構築にあたっての多側面からの経験と分析を踏まえ、「より訴求力のある魅力」を持つ製品開発と、より広範囲のビジネス展開のアプローチ方法を採ることとしました。
みなさんは、携帯電話が電気のない人々にも普及しているのをご存じでしょうか?これは驚くべきことですが、彼らはたとえば一時間かけて最寄りの街まで充電しにいってまで、携帯電話が欲しいのです。それほどまでに「人と繋がりたい」という気持ちは大きいのです。
新しいEGAOの設計のねらいは、もちろんこの携帯電話やスマホ利用の利便性などもありますが、携帯電話の次に、人々の大きな欲求の波として何が来るだろうか?という点を重視しました.それは... 「TV」への欲求だと思っています。すでにその兆しはいろいろなところに現れています。かなり安価で、好きなサッカーを家庭で観られる環境、もちろん「明かり」もそれに付随するわけで、このTVへの欲求をテコに、Quality of Livingを一気に引き上げることを狙っています。
現在は、EGAO初号機をさらにバージョンアップさせた新商品の開発を行い、プロトタイプを完成させることが出来ました。

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(TV駆動が可能な新型EGAOのプロトタイプ。写真は10WのPVパネルですが、20~40Wが付属します)

この新製品のもうひとつの特徴は、ACからの充電も可能となり、不安定な電力状態にある人々(これらの国々では、電気が来ていても停電は日常のことなのです)にも使ってもらえることです。
SHSは通常はDC(直流)オンリーの製品ですが、現在では、さらにAC(交流)での出力も装備した(あまり電気の消費しない通常の電気製品が使える)バージョンを開発し、ほぼ内部設計が終わった状況です(コントローラーデザインは上記とは異なるものとします)。20Wもしくは40WのPVパネルに、EGAO初号機よりやや大きな(73Wh)もしくは2倍強(146Wh)のバッテリーを搭載し、19インチTVが付属します(TVなしの安価バージョンもありますし、不安定な電気の地域対象にはPVパネルは不要ですね)。もちろん、LED室内照明も2–4灯、携帯照明も付きます。UPS(無停電電源)機能も装備です。
そして、分割払いサービスをディストリビューターが提供しやすくするためのPAYG機能を搭載します。PAYG (Pay-As-You-Go)とは、ユーザーが支払った分だけ使えるようにする機能で、一種のプリペイド方式です。これによって、ユーザーの初期費用を抑え(10ドルから30ドル程度)、2年間、灯油代程度を支払い続けることで(すなわちエクストラコストは非常に小さいわけです)、この製品を使い、明かりのみならず、TVまで観ることができるわけです。
今回のファンドは、この製品(40Wと20Wの二種類)製造のための資金として充てられます。
製品開発と同時に、現地での展開に合わせ、対象国やその他のチャンネルを使ったプロモーションを行って参ります。このソーラーホームシステムを、現地の方々(とくにディストリビューター)に対して、その魅力を発信し、販売チャンネルの開拓と認知度の向上を図ります。ユーザーに対してPAYGを用いたローンサービス等を提供できるディストリビューターと提携し、彼らに製品を卸す形のビジネス形態となります。
また、通常のソーラー製品や電気製品のディストリビューターを通した販売に加え、いくつかユニークなチャンネル開拓も想定しています。そのひとつは、中東などにおけるバングラデシュの出稼ぎ労働者が、実家に対するギフトとして、ソーラーホームシステムを贈る市場の開拓です。その他、いくつか新しいアイデアを温めています。

事業への思いPEARの代表で、このビジネスを企画・推進してきた松尾は、実は大阪大学で理論物理学の博士号を取得した人間だったのですが、その後、自分の進むべき道を「気候変動問題(地球温暖化問題)」と定め、大きく転身致しました。リオでの地球サミットの前になります。
気候変動問題は環境問題ですが、そのベースにある「エネルギー問題」にきちんと切り込まなければ、実効的なことはできません。このような認識の下、エネルギー全般のシンクタンクで、続いて環境問題の総合的シンクタンクで、エネルギーの視点と温暖化問題をからめた研究活動を行い、排出権取引・炭素税や京都議定書国際交渉分野などで、日本の草分け研究者としてアウトプットを出し続けて参りました。
その後は、コンサルタントとしてビジネスを通じて温室効果ガスを削減していくことのお手伝いを行って参りました。世界最初のCDM方法論承認も獲得しています。
ただ、自分が実現化したいプロジェクトの実施が出来ないというコンサルタントの限界を感じ、株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブを立ち上げました。
自分の実現化したいことは、サステイナブルな低炭素社会を構築する途上国での事業と日本人がみずから排出をゼロにできるカーボンオフセットシステムの普及です。

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(バングラディシュにてグラミン・シャクティの皆様と)

研究者としての経験から「CO2が少ない社会とは、CO2削減を狙った活動よりむしろCO2のことを意図せずとも CO2が少なくて済む経済発展の経路や社会制度の選択である」と主張して参りました。
それを実現化しようとする事業のひとつが、世界にまだ12億人が甘んじている未電化状態を、再生可能エネルギーによる電化という形での選択肢の提供で、ソーラーホームシステム「EGAO」をその手段のひとつとしようとしています。
ただし、低炭素はあくまで結果であり、目指すものはエネルギーアクセス問題の解決です。
このような想いの中、「EGAO」の事業をスタートしました。多くの失敗と試行錯誤を繰り返して参りましたが、これからビジネスを拡大し、究極的には1億人に電気を届けることをゴールに設定しております。
日本の皆様にも、このような考え方やソーラーホームシステムのような事業に対し、ぜひ関心を持って頂きたいと願っております。
 
株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
代表取締役 松尾直樹

営業者紹介

株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ/data/fund/4137/logo.JPG
2007年8月に、カーボンオフセット・サービスと、途上国での低炭素型開発プロジェクト実施のために設立。
排出権(CDMクレジット)市場の崩壊と共に、途上国での事業を行おうとする日本企業や、JICA等の公的機関を対象としたコンサルティングサービスを収益の主軸としながら、最貧国エネルギーアクセス問題の解決を目指す自社プロジェクトの準備を進めている。当ファンド事業に関連するJICA報告書として、「開発途上国向け太陽光発電技術の導入・普及に関する総合分析報告書(プロジェクト研究)」(2014) や、「バングラデシュ国無電化地域最低所得者層向けピコソーラー等販売・普及事業調査(中小企業連携促進)」(2014)、そして環境省 途上国向け低炭素技術イノベーション創出事業「バングラデシュおよびエチオピアの無電化地域の再生可能エネルギーによる電化」(2014, 2015)などがある。

参考WEBサイト■株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
■ソーラーホームシステム(SHS)事業 特設サイト
 

代表者紹介

代表取締役 松尾直樹/data/fund/4137/daihyo.jpg
(左から、代表の松尾、グラミン銀行のユヌス博士、アイガジェットの川口社長、グラミン・シャクティのヌルジャハン代表)

1961年  滋賀県で生まれる
1979年  滋賀県立膳所高等学校卒業
1979~88年 大阪大学理学部/理学研究科[理論物理学専攻](理学博士)
1991~98年 (財)日本エネルギー経済研究所[エネルギーから地球温暖化問題を研究]
1998~2002年 (財)地球環境戦略研究機関[温暖化の戦略研究・政策提言を実施]
1998~2001年 (財)地球産業文化研究所[IPCC副議長サポート]
2002年〜 (有) クライメート・エキスパーツ設立 代表取締役[世界最初のCDM方法論承認獲得]
2007年〜 (株) PEARカーボンオフセット・イニシアティブ設立 代表取締役[途上国での事業開発]
2009年〜 慶応義塾大学大学院 非常勤講師[低炭素社会設計論等を担当]
2017年〜 (公財) 地球環境戦略研究機関[温暖化の戦略研究・政策提言を実施]

現在、地球温暖化/エネルギー問題に関して、上記の組織にて以下のタスクに従事。
・コンサルティング
・途上国エネルギーアクセス事業開発
・高等教育(大学院)
・戦略研究・政策提言
 

ファンド対象事業内容

出資金を用いて営業者が行う、本匿名組合契約の資金で製造するSHSの販売事業を対象とします。
なお、事業計画上の売上およびその実現施策、事業計画時の分配金額等については「プロジェクト概要 分配シミュレーション」ページをご覧ください。
 

資金使途

ファンド資金は、以下の内容にて使わせていただきます。
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投資家特典

1口につき、0.5 tCO2(2,000円相当)のカーボンオフセット・サービスをご提供致します。

下図のように、日本人は2015年に、生活からのCO2排出量が2.2 tCO2です(もちろん人によって異なってきます)。すなわち、今回にオフセットは、一人平均年間排出量の1/4弱をゼロにすること、その分地球環境に貢献することを意味しています(その貢献の手続きをPEARが代行します)。
オフセットの原資となるカーボンクレジットは、エクアドルの高効率照明による家庭用省エネルギーCDMプロジェクトにおいて生成・発行されたものです(CDMは京都議定書の排出権メカニズムです)。
この特典においては、オフセットが行われたというPEARの証明書を、PDFファイルで発行・ご提供いたします。

個人向けカーボンオフセットについては、株式会社PEARカーボン・オフセットイニシアティブのWebサイトをご覧下さい。

/data/fund/4137/CO2_sample.jpg
 
2018.9.21以下特典を追加致しました】

10口以上ご出資頂いた皆様への特典を追加し、口数分に応じたソーラーホームシステムEGAOもお選び頂けます。
  •  20,000円相当 SHS(10口分)
      • 10Wp PVパネル
      • 73Wh battery内蔵コントローラー
      • 300 lumen LED照明 × 1
      • Mobile battery/Torch × 1

    24,000円相当 SHS(12口分)
      • 20Wp PVパネル
      • 73Wh battery内蔵コントローラー
      • 300 lumen LED照明 × 2
      • Mobile battery/Torch × 1
      • Mobile battery カード型 × 1

    46,000円相当 SHS(23口分)
      • 40Wp PVパネル
      • 146Wh battery内蔵コントローラー
      • 300 lumen LED照明 × 3
      • Mobile battery/Torch × 1
      • Mobile battery カード型 × 1

  特典の詳しい情報はこちらをご覧ください。
 
 
(注1) 海外での対応対応はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
(注2) 特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。
(注3) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
2018年10月30日 16:38満額達成の御礼

 お知らせ

満額募集完了 どうもありがとうございました!

最終的に583名もの方の出資を得て、「途上国未電化家庭用太陽光システムファンド」通称 EGAOプロジェクトは、一口1万円という小ささにも拘わらず、2,000万円という大きな出資を得ることができました(平均で3.43口 ご出資いただいた計算となります)。

インパクト投資の利用は初めてでしたので,かなりチャレンジングな要素もありましたが,本当にどうもありがとうございました!

セキュリテのトップページからは、募集終了に伴い、すでにこのプロジェクトの案内は消えていますが、
https://www.securite.jp/fund/detail/4137
に残っていますし、ニュース配信も可能と言うことで、またときどき状況をお知らせしていきたいと思っています。

募集は満額完了いたしましたが、ファンド成立には、匿名組合契約書第3条(契約の成立)に記載の通り、
・2018年12月末までに新製品の受注を受け、製造開始出来なかった場合
・ディストリビューターとの提携及び製造委託契約の締結が出来なかった場合
・商品生産前に計画未達(もしくは大幅なマイナス変更)が分かった場合

という条件があります。
1つめは、金型の作成を11月中には開始しますので、問題はないと思いますが、現状で不確定なのは2つめの販売契約の条件です。

いま、4日からの出張(エチオピア、ウガンダ、ケニア、ミャンマー、バングラデシュを回ってきます)および 日本におけるいくつかのチャンネル開拓によって、途上国での販売の契約を締結すべくがんばっています(最初は買う方もリスクヘッジのためパイロット的な数量になるかもしれませんが)。

ビジネスの契約の話ですので,詳細をお話しすることはかないませんが。首尾よく第一歩を踏み出すことができたなら、みなさんに真っ先にお知らせいたします。

量産の最初のロット生産ができたなら、10口以上出資いただいた方々にも、特典として EGAOをお届けいたしますので、少々お待ちいただければ幸いです。
 
インパクト投資のすばらしさは、個々人の「気持ち」を、形にできるということかと思います。
われわれは、それを「形にする」ことが仕事で、それによってお互いに補い合って、プロジェクトが実現化できてきます。

みなさんへのリターンをお返しする... というのは、その成果の表現方法と言えるでしょうか。
もし、ファンディング以外のアプローチで、このEGAOプロジェクトに関与してみたい、という方がおられましたら、どのような形でもウェルカムですので、わたしまでご連絡いただければ幸いです。
n_matsuo@pear-carbon-offset.org です。

このプロジェクトは、これから販売・普及という次のステップに入っていきます。英語では materialize という表現でしょうか。

この EGAOプロジェクトが、みなさんにとっても、われわれにとっても、意味のある「活動」になっていくべくがんばりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


株式会社PEARカーボンオフセット・イニシアティブ
代表取締役 松尾直樹


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2018年10月25日 03:22なんと出資額が 99% に到達しました!

製品の追い込み, TICAD閣僚会合サイドイベントでのデモ, その他でばたばたしていたら, ついについに, 581人のサポートを得て(お一人平均3.4口 となります), 出資額が 目標の99% に到達いたしました!
 
これが, 募集ストップ前の最後のブログになります. ちなみに, 目標額が集まった段階で募集はストップされ, セキュリテのトップページから このファンド へのリンクは消えてしまうようですが, プロジェクトのページ自体は残るようですし, ニュースやブログ配信もできるようです. トップページから消えてしまっても, 状況説明などは ときどき行いたいと思いますので, 今後もおたのしみください.
 
 
製品は, いくつか仕様を変更することとしました. 大きな点は, (USB=DC 5Vを除いて) DC(直流)出力をオミットすることにした点です. 通常, SHSはほとんどすべてが DCのシステムです. たしかに, ソーラーパネルも 電池も LEDランプも, 動作メカニズムはDCです. ACへの変換を行う場合には, その分, コスト上昇とエネルギー効率低下が否めません.
 
しかし, ご存じのように, われわれの周りの電気製品は, すべてAC(交流)機器です. 市場規模が圧倒的に異なるため, より良質で, 多様性のある, そして低価格製品を求めるなら, どうしてもACの世界に行かざるをえません.
 
言い換えると, EGAOを使うことで, 未電化の人たちは「特別の(ハンディキャップのある)」扱いが必要であったものが, 「普通の」(電化された人たちと同じ)状態となるのです. これは, とても意味のあることだと思います.
 
添付は, 最新の EGAO のスペック等の説明資料資料EGAO_Spec_Sheet_2018.10.24-rr.pdf です.

 
前回, お話ししたように, EGAOは, 日本政府のアフリカ支援フォーラムであるTICAD(来年 横浜で開催されます)の準備会合的な閣僚会合のサイドイベントにおいて, デモをいたしました. 下はそのブースの写真です. 写真は共同しているアイガジェットの川口さんです. 
 

 
多くの国の政府関係者にご説明し, いろいろコネクションもできました.
 
そして, いままでのコネクションも踏まえつつ, 11/5 の週とその次の週, アジアとアフリカ諸国を回り, デモとビジネス上の議論をしてきます. いま, そのアポ調整をしているところです.
 
上記の AC へのドアを開くなど, いままでの SHSとはひと味違った味付けをしていますので, 単純競争とはすこし異なる魅力を訴えることができるのでは?と思っています.
 
また,首尾など すこししたらお知らせいたしましょう. うまくいくといいのですけどね.
 
 
いずれにせよ, みなさんのサポートを活かし, きちんと配当という形でも, お返しすることができるように, いろいろ頭を使いつつ, 全力をあげていきますので, これからも見守っていただければ, と願っています.

いままで どうもありがとうございました!
 
 
松尾 直樹
 
 

2018年10月5日 06:16EGAOコントローラーのデザインが固まりました

現在, サポーターの方々が, 549人, 申込率も 89% に到達いたしました. どうもありがとうございます! 100% まであと一息です.
 
いろいろ修正が入りましたが, ようやくコントローラーのデザインが固まりました.
 

 
それなりに かっこうよくできたと思っています(笑)
テンキーなどの部分は PAYGo機能にかかわるところですので, PAYGo機能を不要なケースでは,なくなります.
EGAOロゴ を赤一色にしたのは, 日本製のイメージを出す狙いもあります.
本体は, もうすこし白い色で,カラフルな取っ手が付きます.
 
システム全体では, 以下のような形です.
 
 
どうですか? 
欲しい! と思っていただけますでしょうか?

ディストリビューター向けのパンフレットも作成いたしました. 
 
 
いま,デモ用に, 3Dプリンタでの出力に, 内部回路を組み込んでいます.
 
今週の日曜に, 日本政府がアフリカ向けに行っている TICAD のサイドイベント で, デモをします. うまくいくといいのですが...
 
松尾 直樹

 

2018年9月28日 16:36SHSは現地の人々の所得や暮らしにどのように役立っているか?

大口出資者の方の特典として EGAO そのものをご提供することにしました. 
その他のアナウンスメントも含めて, その効果は非常に大きく, 新たに出資することを決めていただいた方や, 出資額を増額していただいた方々が かなりの人数におよびました. 
 
本当に どうもありがとうございます!
現在, 539人で 82% に到達しました. ファンド成立の要件のひとつ (目標額の75% 以上) をクリアしたことになります. 
 
現在, ほぼコントローラーのデザインが決まり, 週末に3Dモデル化, 来週には 3Dプリンタでの出力結果に, 内部基板を実装し, デモ機が完成する予定です. 
 
 
さて, 今回は, SHSのビジネス面とはすこし視点を変え, SHS導入によって, 現地の人々の暮らしがどうなるのか? という点に関した GOGLA  が, UK AIDのサポートを得て行った調査に基づく Powering Opportunity: The Economic Impact of Off-Grid Solar というレポート結果を見てみましょう (日本の JICAなども, このようなところに お金を使ってもらいたいものです. この分野では JICAは最近はほとんど何もしていません). 
 

 
このレポートは, SHSによって, 現地の人が 「どのように機会を拡大しているか?」という点にフォーカスしたものです. まさに EGAO で狙うところ, ですね. とくに その経済面に着目したすぐれたレポートになっています. なお このレポートの対象はSHS であり, ソーラーランタンは含みません. 対象国は, アフリカの ケニヤ, モザンビーク, ルワンダ, タンザニア, ウガンダ です.
 
主要ポイントに入る前に,  SHS購入目的(第1目的と第2目的) と 購入のドライバーをみてみましょう (SHSのサイズ別です. ちなみに EGAO は, 10Wp, 20Wp,  40Wp がメニューです). 
 

 
 
「購入目的」は, 当然 照明用途が第1目的であるのですが, 第2目的としては, 携帯電話充電とTV が来るということですね. 
 
「購入のドライバー」という点では, 「システムの信頼性」がもっとも重要視されているようです. 価格もそうですが, 「口コミ」の力は かなり大きいようです. 意外と, PAYGoなどの支払いの柔軟性の位置づけは高くはないのですが, 価格のaffordabilityとまとめて考えるべきなのかもしれません. 
 
SHS購入者が, 過去ソーラー製品を持っていたかどうか?は, 下図の通りです. ソーラーランタンや他のSHSからの(たぶん)アップグレードした家庭が36%で, 市場としてのひとつの狙い目ですね. おそらく上記の「口コミ」を含めると, 半分程度になると思います. 
 
 
アップグレードの理由は以下の通りです. やはり 「TVをみたい」, 「いままで以外の機器を使いたい」, 「所得向上のためより大きなシステムが欲しい」ということになっています. 
 
 
 
 
さて, 本論の「得られた機会」ですが, レポートには 10 Key Findings が 掲げられています:
 
 
まずは, 経済的機会をみてみましょう.
 

58%の家庭が, SHSのおかげで, もっと経済活動をおこなうことができています(Finding 1). 下記のように, 「働く時間を夜間まで延長できる」がもっとも多く (Findings 4), 「何らかのお金を稼ぐ活動を実施できる」が続くようです. 
 
 
36%の家庭が 顕わにお金を稼ぐことができるようになり(Findings 2),それは平均 月に 35ドル におよぶそうです(Findings 3). 以前,
 
Ability-to-Payに関するサプライヤーインタビューや, Lighting Globalなどのデータベースからの, 「月賦」よりも「初期費用(頭金)」の重要性を念頭に置いた分析では, 20ドルだとポテンシャルの72%が購入可能ですが, 36ドルになると12%に落ち込むという結果が出ています. このあたりに閾値があるようですね. 
 
という分析結果を紹介しましたが, およそそれと同等です. すなわち, 何らかの所得向上活動を行うことができ, それによって SHSは実質 ゼロコストで入手できる=その他の便益 (灯油コストや携帯充電コストがなくなるだけでなく, 明かりやそれに付随したquality of life 向上) を享受できる, ということです. 
 
 
新しいビジネスや仕事(Findings 5,  6) を含め, お金を稼ぐ活動タイプは, 以下のようなもののようです:
 
 
携帯電話充電ビジネス, 小規模の売店やレストラン/バーの経営時間の延長, 裁縫などの家内手工業, 養鶏, TV上映ビジネス などが行われているようです. いろんな機会があるということですね. そのうちの4つの所得向上レベルは次のようです. 携帯充電はそれほどでもありませんが, 他は けっこう大きいですね. 
 
 
それでは, SHSの期待寿命の間にどれだけの収入があるか?が, 次の図です. 20万円程度という SHSの価格より一桁大きな収入が得られることがわかります. 
 
 
 
お金を離れて quality of life という点では, 携帯電話利用(Finding 7), 安全面(Finding 8), 健康面(Finding 9), 教育面(Finding 10) 等において, ほとんどすべての家庭で, 生活の質が向上したという結果が得られています. 
 
 
SHS普及を進める意義を, 定量的に感じていただけましたでしょうか?

すこし長くなってしまいましたが,  ぜひ, みなさんも, 彼らの生活に興味を持って下さい. 
 
 
松尾 直樹
 
 

2018年9月21日 18:42特典追加のお知らせ(10口以上)

 お知らせ

投資家のみなさまへ

平素は「途上国未電化家庭用太陽光システムファンド」をご支援頂き 誠にありがとうございます。

このたび 10口以上ご出資の方々へ、特典のバリエーションを追加致しました のでお知らせ致します。

従来の特典は、カーボンオフセットサービス (0.5 tCO2/口) のみでした。今回から、ソーラーホームシステムEGAOもお選び頂けるオプションが追加されます (既にご出資頂いています皆様も選択頂けます)。

ソーラーホームシステム(以下SHS)の内容は、出資口数に応じたものとなっています。

① 20,000円相当 SHS(10口分)
  • 10Wp PVパネル
  • 73Wh battery内蔵コントローラー
  • 300 lumen LED照明 × 1
  • Mobile battery/Torch × 1

② 24,000円相当 SHS(12口分)
  • 20Wp PVパネル
  • 73Wh battery内蔵コントローラー
  • 300 lumen LED照明 × 2
  • Mobile battery/Torch × 1
  • Mobile battery カード型 × 1

③ 46,000円相当 SHS(23口分)
  • 40Wp PVパネル
  • 146Wh battery内蔵コントローラー
  • 300 lumen LED照明 × 3
  • Mobile battery/Torch × 1
  • Mobile battery カード型 × 1

(例)
・10口の場合: カーボンオフセット 5.0 tCO2(20,000円相当)または ① 20,000円相当 SHS
・15口の場合: カーボンオフセット 7.5 tCO2(30,000円相当)または ② 24,000円相当 SHS+カーボンオフセット 1.5 tCO2 分
・25口の場合: カーボンオフセット 12.5 tCO2(50,000円相当)または ③ 46,000円相当 SHS+カーボンオフセット 1.0 tCO2 分

すこしややこしいので、こちらの表 もご参考下さい。
一覧表の該当出資口数の枠内から、どちらかの選択肢をお選び頂けます。
 



パーツの説明

• PVパネル:
太陽光発電を行うソーラーパネルです。当然、光の当たり方で発電量は変化します。10Wpは、ある標準化状態で10Wの発電を行うことのできる発電容量のパネルという意味で、一日では 50Whの発電電力量になります。ほぼ普通に晴れた日のイメージです。コントローラーに繋ぐケーブル(8m)が付きます。50Whの発電電力量ですと、10Wの機器を5時間駆動できます。写真は20Wpパネルです。
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• コントローラーとバッテリー:
コントローラーは、SHSの心臓部で、システムを制御します。日本でSHSを購入しようとすると重い鉛蓄電池仕様となりますが、EGAOはパソコンやスマホで用いられているリチウムイオン電池を用いています。73Whのモデルですと、しっかりしたノートPCの電池容量と同じ程度です。
通常の直流オンリーのSHSとは異なり、EGAOは交流での充電も可能となるばかりか (通常の電気機器はすべて交流仕様です)、無停電電源(UPS)機能も備えているので停電時も安心です。
出力は、直流は12V×3端子、5V×2端子、交流は1端子 (~240V。マルチ国対応)を完備しています。直流5VはUSB(A)で、2Aの急速充電が可能となっています。
なお、需要機器は合計で 200Wが通常使用上限になります。まだデザインが最終型になっていないので、下記は暫定版です。 
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• LED照明:
LEDの中でもかなり効率の高い(160 lumen/W) LED照明 (直流仕様) です。300ルーメンの明るさは、日本人にはすこし暗く感じるかもしれませんが、電気のない途上国や停電状態では、十分室内灯として利用できるレベルです。ソーラーランタンのようなスポットライトではありません。消費電力は 1灯あたり わずか2Wになります。形として電球型か蛍光灯型か、どちらかをお届けします。
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• モバイルバッテリー・懐中電灯:
モバイルバッテリーに懐中電灯機能が付いたものです。もちろんスマホの充電もできますし、外出時や停電時に、懐中電灯にもなります。2,500 mAhの電池容量です (単位を変えれば 9Whです)。ほぼ、iPhone 1回分の充電容量ですね。
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• モバイルバッテリー カード型:
これは通常はEGAOには含まないのですが、日本の人が持ち運びするには、格好のいいカード型のスマホバッテリーになります。電池容量は懐中電灯の付いたものと同じです。短いケーブルも内蔵しています。
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上記のコンポーネントを選んだ「考え方」をご紹介しましょう。

• 実際に、日本で使って頂けることを念頭に置いたものとなっています。

• 途上国対象に考えている TVと、PAYG機能 (支払いがなければストップできる機能) は、日本では不要と考えて、ここではお付けいたしません。

• 日本では、普通であれば コンセントから充電しつつ お使いいただくという使用パターンになるでしょうから、その意味では PVパネルは不要です。ただ、(大きな屋根置き太陽光パネル設置は難しいけど) 再生可能エネルギーを使ってみたい、というご希望はかなりあると思いますし、われわれの気持ちもそうです。したがって、あえてオフグリッドでの通常使用を想定して、PVパネルを含むことにしました。

• 危機管理の面からも、危機時だけではなく、日常的に (太陽光エネルギーを使って) 使って頂きたく思います。常夜灯、スマホ充電 (EGAOコントローラーから直接充電 and/or モバイルバッテリーにEGAOコントローラーから充電)、デスクトップPCやWiFiルーター等の非常用電源 (災害時にインターネットは非常に重要です) などですね。ちなみに、非常時に使う場合、小さな方の電池容量 (73Wh) のモデルで、ノートPCならフル充電、LED 2灯なら16時間、スマホなら6回フル充電くらいは大丈夫です。

なお、地震や (気候変動の進行による) 台風の被害が顕在化している昨今、EGAOモデルの (途上国だけでなく) 日本での販売も考えています。非常用だけでなく、再生可能エネルギーへの関心の実現化、アウトドア活動での利用などにも、使って頂けますね。

ただ、日本での価格設定などはまだ考えていません。ここでお示しした「… 円相当」は、EGAOプロジェクトをサポートして頂いているみなさんへの「気持ち」がかなり入ったものであることを、お含みおきください。

製品をお届けするタイミングは、製品の量産時になります。2019年の半ばまでには、と考えています。

追加のご出資も可能となっておりますので、是非ご検討いただけると幸いです (手続きで不明な点が出てきましたら、セキュリテまでお問い合わせください)。

よろしくお願いいたします。


株式会社 PEAR カーボンオフセット・イニシアティブ
代表取締役 松尾 直樹

2018年9月16日 00:22日本国内での非常時対策という視点から

大口出資者の方への「特典」は,セキュリテの方に打診しましたので,順調にいけば 連休明けにご連絡できるかと思います.すこしお待ち下さい.

 
さて,ここのところ,地域によっては,大型台風と直下型地震による被害が かなり大きなものとなりました.自然災害の怖さを思い知ることになりました.台風の方は,地球温暖化の影響も 少なからずあるようです.直接的・間接的に被害に遭われた方には,こころよりお見舞い申し上げます.
 


日本ばかりではなく,いままさに フィリピンが 900ヘクトパスカル級の猛烈な台風22号に襲われてしまいました.ハリケーンの分類では カテゴリー5という最大クラスに相当します.そういえば,気候変動枠組条約の締約国会議で,毎年,フィリピン代表が大きな被害に遭っていることを訴えていました.残念ながら 今年もそうなりそうです...
 
われわれのソーラーホームシステム EGAO は,途上国での「日常の」運用を想定したものですが,このような天災による非常時にも かなり役に立つ 個別分散型 電気の供給システムになっています.
 
非常の程度にも依るかもしれませんが,やはり「明かり」と「情報」そして「水」がもっともニーズが高いと思います (皮肉なことですが,停電がもっとも電気の大切さを実感する機会になります).EGAOは,明かり は当然ですし,スマホ や WiFiルーターの電源として,数日レベルで利用を可能とします.
 
 
非常時に使う場合,小さな方の電池容量(73Wh) のモデルでも,ノートPCならフル充電,LED 2灯なら 16時間,スマホなら 6回フル充電 くらいは大丈夫です.電気が復旧するまで,ほぼ EGAO だけで十分と言えるでしょう.
 
途上国での販売からあまり遅れない形で,日本での販売も考えていきたいと思います (非常用以外にも,教育用など 再生可能エネルギーを使ってみたいといういくつかのニーズのほか,アウトドアにもいいですね).
 

製作は,いまコントローラーのデザインの最終調整中です.いますこしお待ち下さい.
 
松尾 直樹
 

2018年8月25日 23:20サポーターの方々が 500人 を超えました!

8/25,ついに EGAO プロジェクトをサポートしていただいている方々が,500人を突破いたしました!比率では 目標額の65% に相当します.
 
本当にどうもありがとうございます!
みなさんの期待をつよく感じています.

 
EGAO プロジェクトは,PAYGo機能のハードウェア検証がほぼ完了しました.この機能は,ユーザーが利用料金を支払うことによって,システムをアクティベートできるようにする機能で,キャッシュでの支払いがむつかしいユーザーの方が,分割払いや,レンタル/リースなどの方法を使えるようにする機能です (SHS以外にも,応用ができそうな機能ですね).
 
アクティベーションコードを入力する基板 (ドーターボード) も完成しています.下の写真は,そのボード (裏にPICと呼ばれるプログラムの載ったチップが搭載されています) で,使用可能日数を表示する 3桁の表示板と,ステータス表示のためのLEDインディケーター,そして入力のためのテンキーが接続されています.
 

 
PAYGo機能は,あとは 並行して行われてきたディストリビューターの顧客管理用ソフトの開発とのマッチングがこれからです.
 
この PAYGo ドーターボードを含めたコントローラー筐体には,リチウムイオンバッテリー以外に,大小 4枚の回路基板が搭載されることになり,それらはすでに完成しています.ただ,筐体内にどう収めるか,という点で,すこし筐体の設計に修正が必要となり,現在,その修正を行っている段階です.内部の基板等を固定するボス等も設計に入れ込みます.
 
それが終われば,3D図面をベースに,もういちど3Dプリンタで筐体を出力してみて,基板やスイッチ,DC入出力,AC入出力等の端子も組み込み,外部需要機器も繋いで,完動するかどうかの再チェックとなります.
 
なお,LED照明は,最新の高効率のもの (160ルーメン/W) にコンバートします.
 
ほぼ問題ない状態となったら,それを携えて,デモや交渉を行うため,いくつかの国を回ってくる予定です.TVは (さすがにデモで持ち込むことはできませんが),地上波用と,衛星および地上波用の 2種類を用意しています.
 
そのためのパンフレットも,いま制作中です (消費者向けとディストリビューター向け).
 
 
なお,大口出資者の方々に,EGAO を特典として提供する件 ですが (特典は 日本での小売価格の20%というセキュリテのルールがあります),内容はほぼ固まったのですが,いま適当な写真がないので,アナウンスは いますこしお待ちください.
 
  •   ・ 太陽光パネルを使った再生可能エネルギーを使ってみる
  •   ・ 実際に日本で非常用のみならず常時使える

という点に留意した組み合わせとして,10口以上の出資者の方々に対し,出資額に応じて,3つのセットをご用意する予定です (EGAOはシステムですので,いろいろなメニューが組めます).

乞 ご期待!


松尾 直樹
 

2018年8月16日 16:12未電化ソーラー市場トレンドレポートより (II)

暑さもようやく峠を越した感があります (ちなみにわたしは家ではエアコンは使っていません).
暦の上では 立秋 ですね.

温暖化問題の専門家としては,今年の夏の暑さの何%が温暖化に起因するのか,気になるところです (アトリビュートという指標で定量化することができます).

実は先週まで,JICA の 途上国政府の人向けの能力開発プログラムを行っていました.パリ協定の NDC という各国目標に関するものでした.参加いただいた人たちにとって,かなり有意義なものになったと自負しています.同時に,わたしの制度提案が難しくないということも実証できました.

 
SHS EGAO の方ですが,3Dプリンタで作成したコントローラー筐体に回路を収め,テストを行う段階となってきました.基板レベルでのテストは繰り返されているのですが,それを筐体に組み込んでのテストになります.
 

 
現時点では 中身が見えるように半透明でつくっています (最終バージョンは 白系統色を考えています).下の方に青く透けて見えるのが 146 Wh のリチウムイオンバッテリーです.わたしの MacBook Pro の 約2 倍の容量です.テンキーパッドは (いまはテープで貼っただけですが) PAYGo の入力を行います.
 
サポーターの方が,現状で 485人,金額も目標額の 63% まで増えてきました.現在,セキュリテで出資を募っているプロジェクトの中では,サポーターが一番多いものとなっています.どうもありがとうございます!引き続きよろしくお願いします.遅れていた「特典」として SHS を提供する件も,来週には,ミュージックセキュリティーズの人と話をして,決めたいと思います.
 

さて,前回 ご紹介した “The 2018 Global Off-Grid Solar Market Trends Report” の続きを見てみましょう.
 
まずは,ソーラーランタンもしくはピコソーラーと呼ばれる10W以下のシステムと,それより大きな SHS (PnP=Plug-and-Play) のトレンドです.いまなお,安価なピコソーラーのシェアが大きいですが,SHSにシフトしてきているのがわかります.所得水準の比較的高い南アジアでその傾向が強く,アフリカではこれから,という感じでしょうか.
 
 

次は,単なる照明や携帯充電用のUSBだけでなく,外部需要機器(電気製品) がバンドルされたSHSが急速に増えてきたようすです.われわれも,(冷蔵庫はムリですが) その他はオプションで提供することを考えています.また 携帯電話充電もできる懐中電灯を2つ搭載しようと考えています.
 
 

下図は,現在の各国の PAYGo型SHS 主要プレーヤーです.製造業を兼ねている場合には,コンペティターですが,ディストリビューター(* で表記) の場合には,売り込み先になるわけですね.トップ5社 で,販売数の7割 程度を占めるようです.
 
 

将来の市場規模推計見通しがあったので,それもお見せいたしましょう.
 

全体が大きくなる中でも,SHSの拡大が顕著と見込まれていることが分かります.PnP SHSは,一年でほぼ2倍の割合で増える見込みとなっていて,2020年には年間 700万ユニット,2022年には 2,400万ユニットと見通されています.その理由として,以下のようなものが挙げられています:
 
  • 市場のファンダメンタルズが上昇傾向にあること (市場の大きな潜在的サイズ,所得向上傾向,ディストリビューションインフラを含め 国内でのビジネスのやりやすさ向上,ビジネスを行うライセンスなどの政策面の環境整備,技術面の進歩,拡大を希求する民間セクターの成熟).
  • 加えて,交換/アップグレード市場の拡大も,2017–22年の売上げの 60–65% に達すると見込まれています.すなわち,既存ユーザーは,ソーラー製品のメリットをよく知っているわけですね.これは EGAOにとっての追い風です.
 
  • PAYGo機能の拡大や,いろいろな需要機器が使えるようになってきたことも,需要拡大を大きく後押ししています(とくに TVと扇風機で,2022年までの SHSの 半分以上に これらそれぞれが バンドルされると見込まれています).EGAOは,種類が豊富で安価な AC機器も使えますので(従来型のDC機器オンリーのSHSに比較して) 大きなアドバンテージがあります.
 
このレポートでは,現在 オフグリッドソーラー製品カンパニーで利益が十分に出ている企業がほとんどいない (おそらく多額の投資に見合うだけの収益構造が確立できていない) ということを踏まえ,4つのポイントをベースに,4つの「勝つためのビジネスモデル」を考察しています.
 
4つのポイントとは,
  • ・ できるだけ多くの国を対象とすること
  • ・ 複数の製品を扱うこと
  • ・ 現地生産でなく中国製(パーツや製品) を安価で調達すること 
  • ・ 低コスト資本のためのファイナンスソース
で,EGAOプロジェクトは,最後の点は,小さいながら このセキュリテによる資金調達が該当するとすると,どれも当てはまっていると言えそうです.
 
4つの 勝つためのビジネスモデル は,
  • ・ The Energy Ladder Companion
  • ・ The Banker
  • ・ The Fast Follower
  • ・ The Value Chain Specialist
で,われわれのモデルは,この中の The Fast Follower がピタリときます.
 
このビジネスモデルは,先駆者や国際機関等の市場開拓や消費者教育などの努力をベースにして,それを活用するモデルとなります.低コスト生産ベースを持ち,各種投資などをできるだけ抑える形で,魅力的な製品を競争力のある価格で,フレキシブル/タイムリーに提供します.自分のディストリビューションチャンネルは持たず,マスター・ディストリビューターに製品を卸す形となります(その先はリテーラーですね).最終消費者に対する価格設定やマージン設定は,ディストリビューターやリテーラーに任せることになります.
 
われわれは,このようなレポートの分析を待たずに,望ましいビジネスモデルを考案してきたのですが,(まだ利益を得る段階に至っていませんが) その方向性の正しさが示されたようで嬉しいですね.
 
あとは,現実化 (materialization) です!
 
 
松尾 直樹
 
 
 

2018年7月26日 10:08未電化ソーラー市場トレンドレポートより (I)

やっと破壊的に忙しかった状況が一段落しました.まだいろいろあるにはあるのですが,これから,ブログの頻度も上げていこうと思います.

コントローラーの製作は,佳境に入っています.
 
今回は,現在の世界の未電化地域用ソーラー製品の市場の状況を分析した “The 2018 Global Off-Grid Solar Market Trends Report” というレポートを紹介いたしましょう.
 


 
今回は,市場の概況を,次回はその中でビジネスを行うにあたっての,重要なポイントをみてみることにします.
 
 
市場の大きさ という点で,このレポートの特筆できる点は,不安定なグリッド(電気が来ているけど停電などが頻発するケースで統計の正確性はやや怪しいですが)の推計も行っているということです.グリッドが来ていないところとほぼ同じ規模のポテンシャルがあることがわかります(それぞれ 2億世帯程度で 10億人ずつですね).また,その数は プラスマイナスの要因が打ち消し合って,ほぼ安定しています.新規購入者だけでなく,既存のアップグレードや買い換え需要も 1.2億世帯と 3割近くにのぼる大きな市場だと言うことが分かります(彼らはSHSの利点をよく知っていて,かつ TVなどの新しい価値を求めるため,購入のバリアが小さく,われわれのビジネス面のターゲットとして重要です).
 
 
不安定なグリッドの現況(主として都市域)は,上図のように,「回数」の多い国ではほぼ毎日停電が起き,「一回の停電の時間」は,最低でも 1時間程度,普通は 5時間程度といったところでしょうか.別のレポートですが,このような状態で,ユーザーは大きなフラストレーションを覚えるようです(とくにTVなどを見ているときには).
 
 
上図は,こんどはオフグリッド(未電化)家庭における 伝統的照明用燃料(ほぼ灯油ですね)のコストと,携帯電話(どの家庭にもほぼあります)の充電コストです(年間).エチオピアは 平均 120ドル程度で少なめですが,その他のアフリカ諸国では 200ドル前後 です.言い換えると,その 1/10 程度は,彼らは(分割払いなら)毎月 払えるということです.SHSは 伝統的なものよりはるかに明るく,便利ですから,それを望む「欲求」も,加味されます.とくに誰か身近な人が持っている場合には 満足度を実感できますし,別レポートでは「人々をもてなす」という点でのインセンティブも強いようです.
 
一方で,Ability-to-Payに関するサプライヤーインタビューや,Lighting Globalなどのデータベースからの,「月賦」よりも「初期費用(頭金)」の重要性を念頭に置いた分析では,20ドルだとポテンシャルの 72%が購入可能ですが,36ドルになると それが 12%に落ち込む という結果が出ています.このあたりに閾値があるようですね.
 
 
まだまだ,興味深い分析はあるのですが,きょうはこのくらいで.

次回を,乞ご期待!


松尾 直樹


P.S.
すこし前に紹介した パリ協定のルールデザインに関するレポートが完成しました.
パリ協定のルール設計: 透明性を超えた実効性のある枠組みをどう創るか?」というものですので,ご興味がある方は,こちらもどうぞ.
英語版もあります.

2018年6月22日 16:57製作状況: コントローラーの設計とPAYG機能に関して

ここのところ まだ寝る間もないほどの忙しさが続き,ブログ更新が滞っていてすみません.
 
コロンビアに勝ったし,仕事の方も(まだ結構残っていますが)緊急のものは提出したので,やっと先が見えてきました.
 
SHSのEGAOですが,コントローラー以外の周辺機器は,ほぼ用意ができているのですが,システムの中心となるコントローラーで,時間を要していました.こちらもかなり目処が立ってきたので,現況をお知らせいたします.
 
コントローラーの基本性能設計は,仕様を含めて,かなり前にほぼ完成していたのですが,時間を要していたのは「PAYG機能の組み込み」でした.PAYG (Pay-As-You-Go) とは,分割払いを前払いで行うことを,ハードウェア的にサポートする機能です.ユーザーが,支払った分(たとえば一週間分)だけ使えるようにする=支払わなかったら使えないようにする機能です.
 
この技術をサービスとして提供している企業は,世界に2社ほどあります.当初,その技術を組み入れる予定でしたが,長い期間,彼らと議論した末,結局彼らの技術を組み入れることを諦めざるをえなくなってしまいました(これが時間を要してきた主因です.皆さんに交渉の内容をお話しするわけにはいかなかったので,すみません).
 
結果として,日本の技術を使って,同等性能のコア部分を開発することとしました.その詳細仕様等が固まり,ハードウェア(基板や入力装置コントロール)と,顧客データベースやアクティベーションコードを生成するソフトウェアの設計を,信頼できる日本の会社や技術者に発注したところです.支払金額に応じたアクティベーションコードをSMSでユーザーに送り,ユーザーがテンキーパッドで入力するというタイプの基本性能に集中し,できるだけコストを抑えました.
 
同時に,コントローラー筐体の設計もほぼ最終段階になり,内部基板やバッテリーなどの設置,それからデザイン面なども含めて,3Dプリンタでのテストを何度か行うことで,完成させます.
 
それができれば,すでに完成している基本性能の電子回路と,PAYG部分の回路を統合化し,組み込むことで,プロトタイプが完成します.
 


ということで,デザイナーの人や製作サイドの人と議論している最終外部デザインが決まりましたら,またお知らせいたします.
 
上の図は,現在,3Dモデルとして作成しているものです.ちょっとわかりにくくてすみません.薄く見えているテンキーパッドのある面が正面になります.くるくる動かすとよくわかるのですけどね.
 
次回は,SHSなどの未電化地域向けソーラー製品の最新情報などを,解説したいと思っています.
 
 
松尾 直樹
 
P.S.
ご存じの通り,セキュリテは製品購入型クラウドファンディングではありません.事業への投資型です.「特典」は,投資額の2割程度までと定められています.

一方で,10口から30口といった比較的大口の投資を頂いている方々もおられますし,実際にソーラーホームシステムを使ってみたい,とおっしゃる方もおられます.地震や天災の備えにもなりますし,太陽光発電による生活を体験してみたい,という声もあります.したがって,大口出資の方々むけに,EGAOのセット(いくつかモデルがあります)を,特典として差し上げるオプションを設けようと思っています.

7月中にはアナウンスをしたいと思っています.すでに出資されている方も,変更は可能ですので,ご期待下さい.