ファンド詳細運用中

小高ガラスアクセサリーファンド

被災地の女性雇用創出。復興の元気を伝えるガラスアクセサリー

一口金額21,000円 申込状況運用中
地域福島県 南相馬市 小高 参加人数 52人
分野製造 募集総額1,220,000円
募集期間2017年2月28日~
2017年6月30日
シリーズチャレンジ!ふくしま創生プロジェクト
特典
1口あたり、約4,000円相当のガラスアクセサリーを2017年11月~12月頃に1回ご送付いたします。


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本匿名組合契約の名称 小高ガラスアクセサリーファンド
営業者 株式会社小高ワーカーズベース
取扱者 ミュージックセキュリティーズ株式会社
(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号)
出資金募集最大総額(口数) 1,220,000円 (61口)
出資金募集最低総額 -
申込単位(1口あたり) 21,000円/口 (内訳:出資金20,000円 取扱手数料1,000円)
(上限口数:10口)
募集受付期間 2017年2月28日〜2017年6月30日

※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した
 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。
会計期間 2017年7月1日~2017年12月31日
契約期間 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日
決算日 2017年12月31日
報告日 決算日から60日以内
分配方法 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能
予想リクープ
累計売上金額(税抜)
1,818,182円
契約方法

匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。

なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。
従って、出資金および取扱手数料が払込まれていても取引時確認(本人確認)ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。

一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。

決済方法

ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込
(2)ネット決済(以下の銀行に対応)
三井住友銀行三菱東京UFJ銀行みずほ銀行
イーバンク銀行ジャパンネット銀行
(3)クレジットカード決済(以下のカードに対応)
ダイナースVISAMASTER

小高ガラスアクセサリーファンドの締結については、以下のような留意点およびリスクがあります。

1.本匿名組合契約の性格に関する留意点本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。

2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。

3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。

4. 営業者の信用リスク
営業者は現在、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。

5. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。

6. 製造リスク
本匿名組合事業の製品の製造については、原料の調達状況、製造設備の稼働状況、製造過程における不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、本匿名組合事業の利益分配はもちろん、出資金の返還が行われない可能性があります。

7. 販売リスク
本匿名組合事業で製造する製品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。この場合、本匿名組合事業の利益分配はもちろん、出資金の返還が行われない可能性があります。

8. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
9. 経営陣の不測の事態に係るリスク
営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。

10. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。

11. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。

12. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の会社は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、金融機関等は債務超過状態の会社への融資を実行しない場合が多く、債務超過の会社は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。

13. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。

14. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。

15. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。

16. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。

17. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。

18. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

19. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。

20. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。

21. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。

22. 開発リスク
本匿名組合事業の製品の開発については、開発スケジュールの進捗状況、開発過程における不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、開発が失敗に終わり、製品化できない可能性があります。この場合、本匿名組合事業の利益分配はもちろん、出資金の返還が行われない可能性があります。

事業計画

今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。

(1) 事業計画上売上について 事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約における累計リクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです。
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(2)事業計画上の実現施策(運営の方針)について 営業者は設立3年目の会社です。2015年8月よりアクセサリー品の製造・販売業務を行い、実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。

a. アクセサリー製品の製造
営業者は従前よりアクセサリー製品の製造を行っており、既に製造に必要な原材料の仕入先、生産設備、生産技術を有しております。
b. アクセサリー製品の販売
営業者は従前よりアクセサリー製品の販売を行っており、既に販路を有しております。また、今後は、卸販売の取引先拡大やWEB販売等の営業活動等を行うことで、売上の拡大を図ります。
c. 製造スタッフの技術向上による新製品の企画・製造
本匿名組合契約の出資金を用いた製造スタッフの技術向上を通じて、新製品の企画製造を行い、新製品の企画・製造および製造量の拡大を行うことで、売上の拡大を図ります。

分配計算式

匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。


・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×67.1%÷61口×1口

・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×67.1%÷61口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)−リクープ売上金額(税抜))×3.8%÷61口×1口

金銭による分配金額のシミュレーション(出資金募集最大総額で成立した場合)

本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口20,000円の出資の場合)
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(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口20,000円の出資金に対し、1口分配金額が20,000円となる時点を償還率100%としています。
    匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/20,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。

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  • ログインする※ユーザー会員登録されていない方は会員登録をしてください。
  • ファンド詳細情報・契約書・契約説明書のご確認ください(熟読してください)。
  • ご契約内容に同意の上、口数を指定し、ファンドのお申込をしてください。
  • 指定金額のご入金及び、取引時確認(本人確認)資料をご送付ください。
  • 入金確認及び本人確認が完了し次第、Eメールにて、契約の成立をお知らせします。
  • 皆さんで事業を応援しましょう。
仕組み図
1 募集受付期間 2017年2月28日~2017年6月30日
2 会計期間 2017年7月1日~2017年12月31日
3 契約期間 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日
4 報告日 決算日から60日以内
5 決算日 2017年12月31日
6 分配日 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能
【営業者】
本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2017年1月31日現在)
/data/fund/3110/company.png

【取扱者】
本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2017年1月31日現在)
ミュージックセキュリティーズ会社概要
このファンドは、どういうものですか? 事業に必要な資金を出資者の方から調達を行います。
そして、出資者の方には、一定期間の売上を分配金として受け取れるほか、投資家特典も提供させて頂きます。
投資家特典とはどのようなものがあるのでしょうか? 個別のファンドごとに特典は異なりますので、ファンドごとの特典は、ファンド詳細情報をご覧ください。
利益の分配に際し、税金はどうなりますか? 出資金額を越える利益部分に20.42%の源泉所得税がかかります。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
途中解約はできますか? 匿名組合契約を途中で解約することはできません。
元本は保証されていますか? 本ファンドは元本を保証するものではありません。 ファンド対象の売上如何によっては出資金が減額、あるいはゼロとなる可能性があります。
他人に譲渡することはできますか? 匿名組合契約上の地位を他人に譲渡することはできません。
未成年者でも契約できますか? 親権者の同意があればご契約頂けます。
申込方法とよくある質問 申込方法とよくある質問
>>申込方法とよくある質問
  • 小高ガラスアクセサリーファンド

プロジェクトサマリー

福島県南相馬市小高区は、東日本大震災で甚大な被害を被った地域。2016年7月に避難指示が解除されたものの、震災当時の小高区人口約13,000人に対して、帰還者は現在約1割と低迷しています。
小高ワーカーズベースは、避難区域初となるコワーキングスペースの開設を皮切りに、ふるさと復旧のために食堂、仮設店舗を設立。2014年5月には、女性雇用創出を目的に「HARIOランプワークファクトリー小高」を立ち上げました。本ファンドは「HARIOランプワークファクトリー小高」の職人の研修・人件費用を募集し、アクセサリー製品売上げの一部を分配いたします。
投資家の方には、特典としまして1口に対して4,000円相当のアクセサリーをお送りします。
 

代表者インタビュー

ふるさとをゼロから再生。小高ワーカーズベース始動

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福島第一原子力発電所から20km圏内にある南相馬市小高区は、原発事故直後から住民の立ち入りが激しく制限されてきた地域。2016年7月に避難指示が解除され、護岸工事や生活インフラの復旧なども進んでいるものの、帰還者は高齢者の割合が高く、復興には多くの課題が残されています。

「震災の年、一時帰宅が許されて生まれ育った小高のまちなみを見たときは、もうここには住めない…と思いました。信じられないことですが、町には風の音も、鳥や虫の声も何ひとつ聞こえてこないのです」と当時を振り返る小高ワーカーズベース代表の和田智行さん。

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ゴーストタウンと化したふるさとを前に、一度は帰還を断念した和田さんでしたが、避難区域の再編計画が進み、視察団などから被災地の案内を頼まれるようになると、ふるさと小高の復興に向けた想いが強くなったといいます。

「他の被災地域は復旧のプロジェクトを進めていて、成果も出していました。何でもいい。とにかく何か始めたかった。でも当時の小高には、みんなが集まって座る場所すらない。まずはここに興味を持った人たちが気軽に集まることができる“場所"を作らなければと思いました」。

──生活インフラの復旧が進むなか、2014年5月、和田さんは避難区初となるコワーキングスペース「小高ワーカーズベース」を開設しました。コワーキングスペースとは、独立して働いている方同士が集まり、オフィス環境を共有することで相乗効果をねらうコミュニティ・スペースのことです。
小高駅から歩いてすぐの場所に完成した小高ワーカーズベースには、地元業者の方々をはじめ、IT関連企業、弁護士、司法書士、学生などユニークな人材が集まるようになりました。現在は社員9名が運営の中心メンバーとなり、小高区のさまざまな情報を収集・発信しています。

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小高ワーカーズベース

小高ワーカーズベースは、食堂「おだかのひるごはん」を立ち上げ、自宅の清掃に戻った人や除染作業員に温かいごはんをふるまう事業を開始。空き店舗を利用したこの事業は、町にたくさんの笑顔と賑わいを取り戻すことに成功し、小高での事業再開を躊躇していた飲食店などの帰還の呼び水となりました(現在はその役目を終え、2016年3月11日閉店)。
2015年9月には、南相馬市から業務委託を受けて仮設スーパー「東町エンガワ商店」の運営を開始。店内には食料品や日用雑貨をはじめ、地元の野菜やお菓子などもズラリ。お店の入口には喫茶スペースも設けられています。

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「住民ゼロの状態からもう一度人が住み始めるなんて、先進国のどこを見てもおそらく前例がないことだと思います。ぼくらは震災ですべてをなくしてしまいましたが、それならまっさらの状態から未来に残したいものだけを創っていけばいい。これが小高ワーカーズベースを立ち上げた理由です」。

食堂、仮設スーパーと、どれも和田さんにとっては初めての経験でしたが、被災地の切実な声に耳を傾けて事業を展開してきました。現在、小高ワーカーズベースが積極的に向き合っているのは、若い世代の帰還について。小高区の人口約13,000人に対して帰還者は約1割(2017年2月現在)。帰還者は依然として高齢者の割合が高く、若い世代は避難先で生活を続けるケースが多く見られます。

「若い人にふるさとに戻ってこない理由を聞いてみると、原発の問題とか、除染の状況など、その理由はさまざま。でも、そこに原因を求めてしまうと、ぼくらは何の手も打つことができません。たしかに原発や除染は戻りたくない要因の一つかもしれませんが、避難先と小高との生活の質の違いが、帰還を足踏みさせる本当の理由なのではと考えています」。
 
女性がいきいきと働く「HARIOランプファクトリー小高」
若い世代にとって生活の質となるのは、やはり仕事。小高ワーカーズベースでは、2015年11月に、世界的に有名なガラスメーカー・HARIOランプワークファクトリーとライセンス契約を結び、「HARIOランプワークファクトリー小高」としてガラスアクセサリーの生産販売を始めました。

「創業1921年の歴史あるHARIOとぼくらが結びついたのは本当に偶然なんです」と和田さん。震災後、南相馬市に来ていたボランティアの中にHARIOランプワークファクトリー本部の方がおり、その方がご縁となって、和田さんが小高で活動事業化したいと申し出たのだそうだ。現在、HARIOランプワークファクトリーは本部を含め全国に8つの生産拠点があり、小高は福島県で唯一の生産拠点として活動事業を展開しています。

小高駅から歩いて5分ほどの場所にあるこの店舗には、通りに面して大きな窓ガラスがはめられ、道行く人がランプワーク(バーナーでガラス細工を作る工程)を間近に見ることができます。
「外から仕事の様子が見えることには相当こだわりました。女性がいきいきと働いている風景が見えることは復興の大きな励みになりますから。面白い仕事をつくれば、こうやって若い人も働きに来るんだっていうことが、視覚的にも証明できたと思います」

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HARIOランプファクトリー小高

HARIOランプワークファクトリー小高のガラス職人さんは現在7名。地元の女性が中心となって業務を展開しています。美容室を改装したという店内には、ジャズが軽やかに流れ、一見するとお洒落なカフェのようにも見えます。作業台の上に整然と置かれたガラスロッドの束が、日のきらめきに優しくこたえていました。

取材当日、ランプワークを見せてくれたのは、地元出身の三浦知枝さん。HARIOランプワークファクトリー小高のガラス職人の中では一番の若手で、現在はガラスの小さな玉がいくつも連なるウォータードロップという技術を習得しているところと話してくれました。

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ガラス職人の三浦知枝さん

早速、三浦さんの仕事を見せていただきました。HARIOのロゴが胸元に鮮やかなエプロンを身に着け、ノギス、平ごて、ピンセットなどの道具を作業台の上に一つひとつ丁寧に並べ、本日の仕事内容を手際よくチェック。薄紫色のバーナーサポートグラスをかけると、慣れた手つきで着火。バーナーからオレンジの炎がゆらりと立ち昇ったかと思うと、次の瞬間2,000℃の青い炎が流星のようにまっすぐに伸びました。ガラスロッドを魔法の杖のようにクルクルと回しながら、右手のピンセットで加工していく様子はまさに炎のイリュージョン。あっという間に小さなガラスの花びらが作られ、アクセサリーのパーツが誕生しました。形や色を細部までチェックする三浦さんの表情も真剣そのものです。

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ガラスアクセサリー

「ランプワークは見てのとおり職人の世界。オートマチックに作られる工業製品ではなく、人の手の微細な感覚によって生み出されます。ガラス職人さんはHARIOの看板を背負っていますから、無責任なものは作れません。ミリ単位まで指定された規格にしっかりと応えるためには、5年、10年と技術を積み重ねていく必要があります」と和田さんはガラス職人の道の険しさについて教えてくれました。

HARIOランプワークファクトリーの新人研修は36時間の入門コースがあり、合わせてガス溶接技能講習のライセンスを取得しなければなりません。「ガス溶接技能講習を取得するのは建設関係に就く男性がほとんどですので、試験会場では女性の存在はかなり珍しい存在といえます。彼女たちにとって最初の試練…かもしれませんね」。
 
キレイなアクセサリーを作って、みんなに恩返ししたい! 
「陶芸家がその技を極めていくと、最終的にガラスにたどり着くと聞いたことがあります。温度によっていくらでも姿や形が変わるガラスは、素材として面白いということなのでしょう。しかし初級クラスのガラス職人さんの作るガラスアクセサリーやパーツはどうしても単価が低くなってしまうため、収入に結びつかないという現実もあります。よりランクの高い技術を習得すれば、単価の高い製品を作ることができるのですが、習得のためにはどうしても時間がかかります。エキスパートと呼ばれるガラス職人に心と技を学び、研鑽を積む以外に道はありません。

こちらのファンドに参加される皆さんには、HARIOランプワークファクトリー小高のガラス職人さんが一人前として育つまでの下支えをお願いできればと考えています。今よりももっとキレイなガラスアクセサリーを作って、皆さんにお届けすることが何よりの恩返しになると思いますから。投資家の皆さんにお送りする新しいガラスアクセサリーのデザインを詰めておりますのでご期待ください!」

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写真左よりマネージャーの平果林さん、ガラス職人の脇亜希絵さん、三浦知枝さん

溶けても高温の熱で溶着することができるガラス素材。自在に伸び、好きな形に姿を変え、見る者すべてを魅了するランプワークは、震災後、住民ゼロから立ち上がった小高の姿とフシギにかさなり、強さと優しさを兼ね備えているかのように見えます。
ガラスアクセサリーがつなぐ復興の元気にエールを贈ってください。

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小高ワーカーズベース代表・和田智行さん


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営業者紹介

株式会社小高ワーカーズベース福島県南相馬市小高区への帰還住民の暮らしを支え、ビジネス創出の場所づくりとして、2014年5月に開設。避難区初となるコワーキングスペース(シェアオフィス)として注目を集める。同年12月、空き店舗を利用した食堂「おだかのひるごはん」開店(2016年3月閉店)、2015年9月、市の業務委託により仮設スーパー「東町エンガワ商店」開店。同年11月、HARIOランプワークファクトリー小高を設立し、ガラスアクセサリーの生産・販売を開始。
 

代表者紹介

代表取締役 和田智行(わだともゆき)福島県南相馬市小高区生まれ。大学卒業後、東京のITベンチャー企業の役員に就任すると同時に故郷にUターン。震災後は、川俣町、福島市、青梅市、川越市、会津若松市と避難先を変え、現在は故郷の小高区に居住。2014年2月に小高ワーカーズベース開始、同11月に株式会社化。
 

ファンド対象事業内容

出資金を用いて営業者が行うガラスアクセサリーの製造・販売事業。
なお、事業計画上の売上およびその実現施策、事業計画時の分配金額等については「プロジェクト概要 分配シミュレーション」ページをご覧ください。

資金使途

ファンド資金は、以下の内容にて使わせていただきます。
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投資家特典

1口あたり、約4,000円相当のガラスアクセサリーを2017年11月~12月頃に1回ご送付いたします。
(注1) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
(注2) 特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。
(注3) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
(注4) お引越先の住所を変更されていなかった等投資家の皆さまのご事情により投資家特典が届かなかった場合には、再送できない可能性がございますので、お引越しされた場合は必ず、マイページの会員情報画面よりご登録をお願い致します。
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