南三陸伊藤サケファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2013年5月16日 17:37

「あの絵」にこめられた思い

こんにちは、ミュージックセキュリティーズの神山です。

友人と3人くらいで鮭の絵
(一匹まるごとと切り身)
を描きました。
1番うまかった絵です。
 
 鮭のスケッチ

鮭でなく魚になりました。
でも、切り身は意外とうまく描けました。
繰り返しますが、
1番うまく描けた絵です。
私たち3人の結論は
「見慣れている切り身のほうが、描きやすいね」 
でした。
 
先日、東北を訪れた際に
伊藤さんの工場にお伺いさせていただきました。
そして、有名なこの絵。
今も事務所に飾られていました。
伊藤さんが震災直後に描いた絵です。

伊藤さん夫婦with絵 

どんな鮭かと伺うと、
「海で獲った天然白鮭のオス」
との回答をいただきました。
オスの特徴である尖った鼻、
お腹に赤い線の少し入った特長のある白鮭、
そして川の鮭は逆流の影響で鼻が曲がるが
絵ではまだ曲がっていないので海で獲った鮭。

「これはどのくらいの大きさですか?」
そう伺うと
「結構な大物だねぇ」
とにこにこしていました。

津波に工場も鮭も流された中で、
伊藤さんが毎日見ていた鮭を思って描いた絵です。
鮭の加工を見学させていただきました。
大量の鮭が一匹いっぴき何かの機械に入っていきました。
 
伊藤

鱗取りの機械です。
これで鱗を取ることで、鮭の皮を美味しく食べられるようになります。

工場で大量の鮭を加工していたので、
だいぶ復興が進んだようにも見えましたが、
震災後、鮭の漁獲量が震災前の
6割ほどに減ってしまっているそうです。

漁獲量の減少による鮭の高騰に対応するため、
伊藤さんは鮭の加工に力を入れて
より付加価値の高い商品を開発していく予定です。

漁獲量が少ないなかでも
再び鮭に囲まれて仕事をする伊藤さん。
あの絵に描いたような大物が
大量に漁港に揚がる日が来ることを願っています。

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