ファンド詳細

運用中 歌津小太郎こぶ巻ファンド

震災から4年。新工場の稼働まであと少し

一口金額10,500円 募集総額42,400,000円
事業者名歌津小太郎 参加人数 825人
地域宮城県 南三陸 分野漁業・水産加工
募集期間2012年6月28日~
2016年3月31日
シリーズ被災地応援ファンド
特典
【1口または2口】
『さんまこぶ巻』を1口につき1個を口数に応じて送付させていただきます。
(真空包装のため冷蔵庫で60日保存できます。)

【3口以上】
『こぶ巻詰合せ』を送付させていただきます。
(詰合せの商品はすべて冷蔵庫で60日保存できます。)


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本匿名組合契約名称 歌津小太郎こぶ巻ファンド
営業者 有限会社橋本水産食品
取扱者 ミュージックセキュリティーズ株式会社
(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号)
出資募集最大総額(口数) 21,200,000円(4240口)
申込単位(1口あたり) 5,000円
※本匿名組合契約の申込には1口あたり5,000円の応援金が別途必要となります。
出資金のみまたは応援金のみでのお申込はできません。
(上限口数:500口)
出資金取扱手数料 500円 ※応援金には手数料はかかりません。
取扱者の報酬 出資金取扱手数料500円/口
募集受付期間 2012年6月28日~2016年3月31日
会計期間 2013年6月1日から2022年5月31日(9年)
契約期間 本匿名組合契約成立日から会計期間終了日
分配方法 分配金は一括して、最終決算日後に支払われます。
なお、分配金には劣後特約が付されています。
分配比率 会計期間開始日から24ヶ月間(無分配期間):売上金額の0.00%
無分配期間終了後から会計期間終了日まで(84ヶ月間):売上金額の3.25%
予想リクープ平均月売上金額 7,765,568円(税込)
予想リクープ累積売上金額 277,777,778円(税込)(無分配期間を除く。)
被災前概算の平均月売上金額 8,868,000円(税込)
契約方法 匿名組合員になろうとする方は、書面又は取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、
ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。

なお、本契約は、出資者が出資金、出資金取扱手数料(および応援金)の払込をすること
及び取扱者が出資者の本人確認をすることをもってその効力を生じます。

従って、出資金、出資金取扱手数料(および応援金)が払込まれていても
本人確認ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。

一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。
決済方法

ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込
(2)ネット決済(以下の銀行に対応)
三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行 みずほ銀行
イーバンク銀行 ジャパンネット銀行

歌津小太郎こぶ巻ファンドの締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。

1.本匿名組合契約の性格に関する留意点

本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が9年に及び、比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。

2.本匿名組合契約の流動性に関する留意点

契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。

3.出資金の元本が割れるリスク

本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。

4.資本性借入金の取扱いの変更に関するリスク

出資金は十分な資本的性質が認められる借入金として営業者の会計上資本に計上されますが、十分な資本的性質が認められる借入金に該当するための要件に関する解釈・運用・取扱いが変更された場合、営業者の財務諸表が悪化し、金融機関からの新規借入れ又は借り換えが困難になることから営業者の事業に悪影響を及ぼす可能性があります。

5.営業者の信用リスク及び債務超過に陥るリスク

営業者は、現在債務超過に陥っており、その場合に営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合契約では、分配金額の支払いが、最終の決算後に一括して行われ、それまでの毎年の分配金額は当該支払いの時点まで営業者に留保されているため、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権および利益分配請求権。以下同じ。)には、何ら担保が付されていません。また、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生したとしても、本匿名組合事業において多額の費用や損失が発生した場合においては、分配金額の支払いが行なわれないリスクがあります。さらに、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。

6.取扱者の信用リスク

本匿名組合契約において、出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。

7.販売先の信用リスク

本匿名組合事業にかかる商品の一部は小売店等に販売され、販売代金が小売店等に支払われます。販売から代金回収までの期間の関係で売上金額は一定期間小売店等に滞留され、その間小売店等の信用リスクにさらされます。このため、小売店等が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。

8.クレジットカード会社の信用リスク

本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に滞留され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。

9.経営陣の不測の事態に係るリスク及び経営陣が関与する他の法人経営にかかるリスク

本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼすリスクがあります。さらに、営業者の経営陣の一人である千葉孝浩は、他のNPO法人の経営にも関与しており、当該法人の事業に労力・時間等が割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。これらのリスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。

10.営業の再開又は継続が予想どおりなされないリスク

需要が増加することによる建築資材の調達不足により建物や必要な施設等の新設・補修が遅れることで、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。また、被災地域が今後行政による地盤のかさ上げ等整備事業の対象とされる可能性があり、その場合には、施設等の移転が必要となる可能性もあります。そのため、施設等の新設・補修が遅れ、あるいはこれが困難となり、事業の開始、再開又は継続に支障を生じ、事業計画の大幅な見直しが必要になるリスクがあります。さらに、本匿名組合契約に係る出資持分の総額について最低金額が設定されていないことから、出資金の総額の多寡によっては営業の開始又は継続に必要な最低限の設備費用を賄うことができず、事業計画の変更を余儀なくされる、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。

11.地域の復興が遅れるリスク

被災前の取引先の廃業、被災地域の復興の遅れ、人口流出や国内外からの訪問者の減少、あるいは、被災地域の復興が遅れ消費が伸びないことなどにより、商品の製造・生産・販売が開始されても、既存の販売先の維持や新規の売り先が確保できず、事業計画を達成できないリスクがあります。また、政治の混乱、政治政策の予期せぬ変更により地域の復興が遅れ、事業の再開、あるいは、継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。

12.原子力発電所によるリスク

原子力発電所における事故により空気中および海水中に放出された放射性物質により、海水や土壌その他商品の原料となる水産物・農産物等が汚染され、あるいは、汚染されているのではないかという過度の懸念のために、商品が売れなくなるリスクがあります。また、それらの被害が拡大した場合には、結果として当該商品そのものの取扱いができなくなり、事業の再開・継続が不可能になるというリスクがあります。

13.大地震・大津波等の自然災害のリスク

大きな地震や津波、台風等の自然災害が再び起こり、または、天候不順や病害虫の発生などの自然環境に起因するその他の要因により、事業の継続が困難になるリスクがあります。また既に発生した地震・津波による営業者以外の者への損害・損失などに関連して生じ得る営業者の事業への悪影響についても、未だその把握が十分ではなく、又は客観的に顕在化していない可能性があり、これらの損害・損失等に関連する悪影響が現状の予測を超え、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。

14.製造・販売商品の品質確保・維持に関するリスク

営業者の販売する水産加工品の製造元において津波により商品製造に必要な独自の技術や機材が流出し、商品の品質確保・維持ができず、顧客が減少するリスクがあります。また、津波や放射能などの影響によって水質および水産物の生育環境が変化し、商品の品質が維持できない、あるいは製造できない状況が生じるリスクがあります。

15.暴動が起こるリスク

暴動(窃盗等を含む)が起き、事業が一時中断し営業活動ができないリスクがあります。

16.被災地で伝染病等が蔓延するリスク

被災地の生活環境や公衆衛生の悪化により、伝染病等が蔓延し、営業停止の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。

17.風評被害によるリスク

原発事故や伝染病等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。

18.資金繰りが悪化するリスク

営業者には金融機関からの借入金があり、また、新たな借入れも予定しています。復興後、収益性の悪化により借入金に対する返済が滞った場合、あるいは追加の借入れが行えなくなった場合などには、計画通りの仕入・製造・生産・販売が行えず、経営の存続性に影響を与える可能性があります。また、既存借入れに対して、金融機関から返済条件の変更が認められず、または、金融機関からの返済条件の変更により、あるいは今後事業を継続するうえでさらに借入れが必要となった際の追加融資が認められず、資金繰りが悪化するリスクがあります。

19.特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク

営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。

20.製造・販売商品の調達に関するリスク

震災の影響や天候不順等の理由により、営業者や営業者の販売する水産加工品の製造元において必要な商品の原材料や包装資材等の調達ができない、遅れる、価格が高騰する等により、商品の製造・生産・販売を予定どおりに行うことができないリスクがあります。また、この影響により販売価格の値上げを余儀なくされ、売上が低迷すること、あるいは、利益率が悪化するリスクがあります。

21.嗜好品の消費が停滞するリスク

営業者が販売する商品にはいわゆる嗜好品も含まれており、これらは被災地の復興時に必ず消費が予想される生活必需品とは異なります。そのため消費者が営業者の商品を購入することを控えるなど、消費者の消費が停滞し、商品が十分に売れないリスクがあります。

22.許認可等に関するリスク

本匿名組合事業の実施にあたっては、食品衛生法等関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に営業許可等の許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

23.主要取引先に依存しているリスク

今後の事業計画では、主要取引先である仙台藤崎百貨店への依存度が高く、仙台藤崎百貨店の運営方針の変更や弊社業績の悪化などで従来どおりの取引が出来なくなることで本匿名組合事業にかかる売上が低迷し、あるいは事業の継続が困難となるリスクがあります。

今後の事業計画

今後の事業計画は以下の通りです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。



【営業者コメント】
(1) 1~3年目(復旧期)  販路を限定して製品の品質向上を重点に会社の基礎体力を高めます。
〇仙台藤崎店…わかめ(めかぶ含む)を主に原料とする製品や磯草の乾物品に特化し、しばらくの間は納品でのお取引とさせていただき、食材が旬の時期などはイベントスペースをお借りして試食販売で対応します。
〇ギフト…生産性の高いギフト2~3アイテムに絞り集中して資源を投入します。
〇物産展、催事…基本的には出店しません。ただし、業務提携しているお取引先様からの要請には柔軟に対応します。
〇ネット通販…約5000名あった顧客名簿の復旧に努めると共に、自主販売のノウハウを築き上げながらファンド出資者の皆さまのような新規顧客の獲得に取り組んでまいります。
〇みなさん館直売所…郊外からの需要に応えられるよう与えられた責任を果たします。

(2) 4~7年目(復興期)  市場規模を震災前までに戻し仙台藤崎百貨店にテナントとして復帰します。
〇仙台藤崎店…商品アイテムを震災前のレベルまで増やしテナントとして以前の役割をはたします。
〇ギフト…年比率20%増に対応できる生産ラインを作り注文に対応します。さらに鮮度にこだわった産直ギフトを提案します。
〇物産展、催事…地域貢献性の高い催しに積極的に出店しファン層の拡大に努めます。
〇ネット通販…生鮮海産物を販売できるシステムを構築して新たな分野に挑戦します。
〇みなさん館直売所…南三陸町の名物となるような商品を提案して地元でも知名度を上げながら復興の一翼を担います。

(3) 8年目以降(発展期)  理念経営を貫き地域産業には無くてはならない企業となるよう発展してまいります。

(計画どおりにならないリスク)
〇主要お取引先である仙台藤崎百貨店の運営方針の変更や弊社業績の悪化などで従来通りのお取引が出来なくなる可能性があります。
〇震災後に設立された「みなさん館直売所」の運営に際してその母体となるNPO法人夢未来南三陸(現、夢未来南三陸協議会)の代表理事として弊社、経営陣の一人である千葉孝浩の就任が決定しています。地域の復興には欠かすことができない事業であること、また歌津小太郎にとっても地域貢献度の高い優先して取り組むべき事業であることから、立場的にも重要な役割を担っており、当該事業に労力、時間等が割かれる結果、本業の経営に少なからず悪い影響が起こる可能性があります。
〇今回、事業再開には、総額1億円近くの費用を見込んでいます。既に決定している4000万円の補助金と本ファンドに加えて、銀行からの長期借入も合わせて予定しています。また、工場建設費が復興需要の資材高騰により予定額を上回る懸念があり、さらなる借入金が発生しかねない状況にもあります。このように事業再開には弊社の年商を越える膨大な資金を必要とするため、ここ数年間の収益の悪化は否めません。さらに生産量や売上高が計画を下回った場合など事業存続に与える不安要素も拭いきれず、出資者の皆さまにとっては高いリスクを含んだ出資であることを十分にご理解いただいた上でお申込みくださいますようお願い致します。

  • その他にもリスクがあります。合わせてご確認下さい。


  • 分配計算式

    匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
    ・会計計期間開始日から24ヶ月間(無分配期間):
     売上金額×分配比率0.00%×1口/募集最大総口数

    ・無分配期間終了後から会計期間終了日まで(84ヶ月間):
     売上金額×分配比率3.25%×1口/募集最大総口数

    分配金額のシミュレーション

    本匿名組合契約における分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。

    ※1口 5,000円の出資の場合


    (注1) 匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上述に記載の計算式に基づいて計算されます。

    (注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口5,000円の出資金に対し、1口分配金額が5,000円となる時点を償還率100%としています。
    匿名組合員に対する匿名組合出資金1口あたり分配金額/5,000円

    (注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20%の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。

    (注4) 振込手数料は、ご指定頂きましたお振込先銀行口座によって変わります。手数料金額については以下の表をご参照ください。(金融機関によって手数料金額の変更等がある場合もございますのであらかじめご了承ください。)

    お客様の振込先
    銀行口座
    お振込手数料
    (分配金額が3万円未満) (分配金額が3万円以上)
    三菱東京UFJ銀行 315円 315円
    みずほ銀行 315円 315円
    三井住友銀行 210円 315円
    楽天銀行 50円 50円
    ジャパンネット銀行 52円 52円
    その他銀行 315円 315円

    • ファンド詳細ページ(本ページ)の「このファンドを申し込む」ボタンをクリック
    • ログインする※ユーザー会員登録されていない方は会員登録をしてください。
    • ファンド詳細情報、説明書・契約説明書のご確認ください。(熟読してください)
    • ご契約内容に同意の上、口数を指定し、ファンドのお申込をしてください
    • 指定金額のご入金及び本人確認資料をご送付ください。
    • 入金確認及び本人確認が完了し次第、Eメールにて、契約の成立をお知らせします
    • 皆さんで事業を応援しましょう!
    仕組み図
    1 募集受付期間 2012年6月28日~2016年3月31日(※)

    (※)募集期間中であっても、出資募集最大総額に達した場合は、その時点をもちまして出資の募集を終了します。
    (※)募集期間中に営業者が本匿名組合契約の募集を終了した場合は、そのときをもちまして、取扱いを終了します。
    2 会計期間 2013年6月1日から2022年5月31日(9年)
    3 契約期間 本匿名組合契約成立日から会計期間終了日まで
    4 決算日 5月31日(最終決算日は会計期間終了日)
    5 報告日 決算日より90日以内
    6 分配日 分配金は一括して、最終決算日から120日を超えない日から随時引き出し可能
    【営業者】
    本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2012年5月31日現在)

    【取扱者】
    本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2012年5月31日現在)

    このファンドは、どういうものですか? 事業に必要な資金を出資者の方から調達を行います。
    そして、出資者の方には、一定期間の売上を分配金として受け取れるほか、投資家特典も提供させて頂きます。
    投資家特典とはどのようなものがあるのでしょうか? 個別のファンドごとに特典は異なりますので、ファンドごとの特典は、ファンド詳細情報をご覧ください。
    利益の分配に際し、税金はどうなりますか? 出資金額を越える利益部分に20%の源泉所得税がかかります。
    途中解約はできますか? 匿名組合契約を途中で解約することはできません。
    元本は保証されていますか? 本ファンドは元本を保証するものではありません。 ファンド対象の売上如何によっては出資金が減額、あるいはゼロとなる可能性があります。
    未成年者でも契約できますか? 親権者の同意があればご契約頂けます。
    >>申込方法とよくある質問
    • 歌津小太郎こぶ巻ファンド
     
     
     
     
     
     
     

    復興にあたり

    私たち歌津小太郎(有限会社橋本水産食品)はあの日、3月11日からいまだに時間が止まったままの状態が続いております。 工場が建っていた場所は津波の強烈な引き波で土地ごと流され今では海になってしまいました。 震災当日は社長、専務不在の中、散り散りになりながらも、逃げ延びた総勢12名の社員の無事が確認できたのはそれから一週間ほどたってからでした。会社として生産資源の全てを失い事業再開を断念せざるを得ない状況の中でぎりぎりの判断に迫られました。再起と再開を誓い合い従業員の生活を守ることを最優先に判断した結果、断腸の思いで離職証明書を手渡しました。

    あれからの一年間は、気持ちばかりが先に行ってしまい、状況が一歩進んでは二歩さがるような毎日を送る中で何度も心が折れそうになりました。地域を離れ違う生き方はどうかとも正直考えました。そんな精神状態が続く中、全国のお客様からお見舞いや励ましのメッセージをいただく度に、何もできない今の自分達の現実を恨みました。しかし「従業員との約束を果たすまでは終われない」、「お客様の期待に応えられないのは悔しい」という気持ちが強く芽生え始め「このままではいけない」、「なんとか応援に応えよう」、「地域のお役にたとう」、「今、出来る事から少しずつ始めてみよう」と意識が変わってまいりました。

    これまで支えていただき再開をお待たせしているお客様やお取引先様、被災地の復興支援に惜しみなくご尽力いただいたボランティアの皆さま、そして何よりこれまで苦楽を共に会社を支えてきた従業員一人一人に恩返しをするためにも必ずや歌津小太郎は復活します。震災で全てを失い大きな犠牲を払いましたが、それ以上に得たことも多く、今回のセキュリテ被災地応援ファンドを通じて新たなお客様づくりに挑戦できる機会も得られました。被災地はまだまだ皆さまの応援を必要としています。再スタートができない企業もたくさんあります。是非、関心を持って今後ともお付き合いいただければ幸いです。
     

    会社紹介

    弊社は昭和50年に個人事業者として創業しました。以来、いかにして三陸で水揚げされる磯の宝たちを限りなく地元の人が食べている状態で都会に暮らすお客様に召し上がっていただくかを追求してまいりました。
    製品のほとんどが手作りに頼る部分が大きく少量ずつの生産しか対応できないため主に仙台の藤崎百貨店でのテナント販売が売り上げの大半を占めておりました。その他、通販でのお取り寄せや物産展販売会などにも取り組んでまいりました。


    (震災後、社内に掲げていた企業理念が泥の中から奇跡的に見つかりました。クリックすると別ウィンドウでご覧いただけます)


      漁師 歌津小太郎 ホームページ(外部サイト)
     

    被災地からのレポート

    被災地応援ファンドWebサイトで、事業の進捗等を報告いたします。
    >>被災地からのレポート

    被災状況

    工場、自宅、事務所、倉庫2か所、車両4台が津波で全壊、流失した他、原材料と製品の委託保管先でした冷凍庫会社も全壊、流失しました。

    復興計画

    (1)新物の海藻類が入荷(2012年2月~)
    工場の建設が間に合わないのですが、この時期に仕入れないとまた一年待つことになるので約半年分を仕入れ一次加工品は仮施設を設け先行して販売ができるように準備をします。(保管は気仙沼市(株)冷水に委託)

    (2)借地にて生産施設建設工事着工(2012年7月~)
    震災前の土地は工場建設が不可能ですので借地になりますが移転して新たに建設します。

    (3)生産施設完成、生鮮加工品製造、販売開始(2012年10月~)
    少量生産でスタートとなり、出荷量に限度があるため主に仙台藤崎百貨店とネット通販などお取り寄せのお客様に限定した製品に集約して販売します。

    (4)みなさん館直売所オープン(2012年10月~)
    震災前からの地域の念願でありました農産物、海産物直売所が弊社と同じ敷地内に完成予定、弊社がこれまで手薄でした地元での知名度アップにも積極的にとりくみます。

    (5)ファン層に向けた生鮮海産品お取り寄せギフト販売開始(2016年~)
    うに、あわび、ほたて、かき、たこ等の三陸を代表する磯の宝たちを限りなく私たちが食べている採れたての状態で歌津小太郎ファンにお届けするお取り寄せギフトを提案いたします。
     

    本匿名組合事業について

    水産加工品の製造および販売事業

    ファンド資金使途

    募集最大総額の出資金の使途として、次を予定しております(なお、合計金額は、応援金(募集最大総額21,200,000円)を加えた額となっております。また、応援金の資金使途は、主として以下記載の工場建設費用となり、匿名組合出資金は工場建設費用には充当されません。)

    (注1)出資金の資金使途については、取扱者による監査が行われます。
    (注2)合計費用、内訳項目、金額はあくまでも見込みであり変更の可能性があります。最終的な合計費用が上記を上回った場合には営業者が負担し、合計費用が下回った場合には分配の際に返還させていただきます。なお、返還金額に利息は付きません。また、上記以外に必要となる費用等につきましては、営業者が負担します。
     

    投資家特典

    希望する匿名組合員に対して、契約期間中、以下の特典を設けております。なお、特典は営業者の都合により内容が変更される場合や、特典の実施ができなくなる場合もあることにご留意ください。

    【1口または2口をご出資の皆さまには】
    歌津小太郎が震災からの復興には欠かすことのできない商品、そして皆さまの力強い応援にお応えするのにふさわしい商品をと考えまして『さんまこぶ巻』を1口につき1個を口数に応じて送付させていただきます。(真空包装のため冷蔵庫で60日保存できます。)

    【3口以上をご出資の皆さまには】
    さんまこぶ巻を筆頭に歌津小太郎が造る味の技がぎっしりと詰まった『こぶ巻詰合せ』(写真の品を予定)を1セット送付させていただきます。(詰合せの商品はすべて冷蔵庫で60日保存できます。)
     
     
    ※今回、出資者の皆さまに用意する『さんまこぶ巻』は新工場完成後に製造される製品の中でも2013年秋以降に水揚げされる生さんま(冷凍していない鮮魚の状態)から製造する季節限定商品を予定しております。
    ※いずれの特典も、工場再建の進歩や海の状況により、翌年以降にさせて頂く場合がございます。出資者の方には準備ができた時点で別途ご案内します。
    ※セット内容は、変更になる場合がございます。
    ※特典の海外への発送はできません。
    2014年5月13日 13:05復活2年目~4月のまとめ報告と“5月”~避難生活の中での歌津の味

     被災地からのレポート

    ”歌津小太郎 こぶ巻ファンド”の有限会社橋本水産食品の千葉孝浩です。
    5月になりまして宮城県南三陸町の歌津の地も様々な緑が芽生え遅い春の花も咲き誇るようになりました。
    特産のワカメの作業も4月末で終わり、港はワカメ作業の道具が片付けられました。
    今回は震災当時、5月頃の避難所での暮らしぶりを中心に、来月からの復活商品のことにも少し触れてご紹介したいと思います。




    歌津には海だけでなく山もあります。5月初旬にはこうして山桜が満開となります。 
    (馬場中山カオル商店HP2014 .05. 03)




    ● 2014年4月の歌津小太郎活動報告
    4月は大きなイベントが二つありました。一つは4月5日の「埼玉県蓮田市・商工祭さくらまつり」です。
    こちらに関しては前回の「3月報告と4月」のほうでハプニングも含めてご報告済みですのでそちらをご覧下さい。

    二つ目は、4月26日にファンドツアー。3つのコースから南三陸エリアを選んで下さった方、13名の皆さんが歌津小太郎工場の見学に来てくださいました。出資者の皆さんに完成後の歌津小太郎工場をご覧頂くのは昨年10月以来の二回目となります。今回は小太郎社長と歌津小太郎の製造の責任者である母のあさ子、そして私の3名(孝浩)の3名でご案内しました。こちらも4月30日のブログで報告済みですのでそちらも合わせてご覧下さい。大変にタイトなスケジュールの中、参加者の皆さんから沢山の励ましと、そして歌津小太郎の味を試食いただいて喜んで頂き、参加者も我々も終始笑顔の1時間でした。




    4月26日の集合写真です。前列の左から2番目が小太郎夫人のあさ子、後列の一番左から私(孝浩)、小太郎社長です。



    2013年4月に現在の工場がオープンしましたので、ちょうど1年を経過しました。お越しいただいたみな
    さんのご質問にお答えしているうちに、改めてようやくここまできたという実感が湧いてきました。



    3月くらいからワカメの他にも歌津の名物の沢山の種類の海藻(当地では磯草と呼ぶのが一般的)が採れるようになります。こちらでは漁師の家の女性たちがこうした磯草を自宅の作業場で天日乾燥させています。この自然の力で乾燥させた磯草のなかでも品質の良いものを選んで歌津小太郎商品にしていますが、4月になってようやく震災前と同じくらいの品揃えがそろうようになりました。「ふのり」に「ひじき」に「まつも」に!
    仙台/藤崎デパートにみなさん館にと、歌津小太郎の売り場は磯草商品のほうも賑やかになって参りました!


    ●3年間の振り返り
    2月のブログより、毎月ごとに3年間の同じ月は何をしていたか思い出して書き綴っています。
    書き残しておくことで未来の自分達へのメッセージであったり、非日常的な体験をした私達の経験が今後の教訓につながったりなど、そういった出来事を皆様と共有できたらと思います。
    歌津小太郎の旧工場及び千葉家の自宅のあった南三陸町(旧・歌津町)馬場中山地区は地域全体が壊滅的な津波被害を受け、どうにか津波を被らなかった地域の集会所・馬場中山生活センターという高台にある建物で200人が避難生活を送ることになりました。では、震災から2ヶ月を経過した5月の出来事からお読み下さい。


    ☆ 2011年5月: 電力復活! 第二避難所完成! そんな避難所での暮らしぶりは…
    まずはインフラの復旧の進捗に関して時系列でお伝えしておきます。(復旧の早かった順に並べました)

    【5月末時点の地域のインフラ復旧状況】

    ・ 携帯電話 ◎: 複数の会社のものが4月中旬くらいから概ねつながるようになる。

    ・ ガス ◎: 元々がプロパンガスでの供給エリアでしたので、インフラというより供給体制(ガスの配達)が通常状態に戻ったのが4月下旬

    ・ 灯油(ストーブや発電機用) ◎: 不自由なく供給いただけるようになったのがやはり4月下旬。

    ・ 電気 ◎: 電力会社の尽力でこの避難所を最優先に作業を進めていただき、ようやく5月6日に電力供給が復旧しました!(地域で津波を被らなかった家も同様に、それから数日後に電力復旧となりました)

    ・ 水道 ○: 電力と同様、被災後の当初は、福井県の支援者からお借りした用水タンクに水を貯めて使っていました。こちらも避難所向けの供給を最優先で進めて頂き、ようやく5月27日に「蛇口から水が出る」ようになりました。しばらくは、飲料水用には使わずに、生活用水にのみ使うようにという指導でした。

    ・ 固定電話 ×: 止まったまま。電話線が壊滅ですし、家そのものが流されていますから復旧の見込みは不透明。


    このように一番遅れていた水道が5月下旬に復旧しましたので、なんとか日々の生活がまわるようになったというのが5月でした。


    また、4月29日から5月8日まで大型連休期間といいことがあり、この間に多くのボランティアの方がいらっしゃいました。一番の大きな変化は、第二避難所建設です。4月26日から始まった建設作業は驚くほどの急ピッチで進められ、5月に入る頃には外装工事は全て終わり、内装の工事が着々と進められていました。物資が不足する中、内装の壁材や畳にサッシと必要な材料が支援者のネットワークで手に入り、手際よく施工されていきました。仕上げの電気の配線工事も済むと、なんと、工事開始から15日後の5月10日には完成! こちらは女性陣の宿泊場所として使われることになりました。それぞれの布団を持ち込み、新築の第二避難所で初めて過ごす皆さん達の喜びようはまるでどこかの旅館に泊まりにきたようなそんな様子でした。



    ちょっと判りにくいですが、高台の右側の赤い屋根が元々ある馬場中山支援センターで、左の青い屋根が第二避難所です。こんな位置関係です。 (馬場中山HP2011. 05. 27)




    第二避難所の中の様子。広さが判りますでしょうか。  (馬場中山HP2011. 05. 09)



    第二避難所の中の様子。大工さんが棚まで作って下さいました。 (馬場中山HP2011. 05. 10)



    多くのボランティアさんの協力で第二避難所が完成しました。中でも全工程を中心的にやってくれたのが馬場中山出身で千葉県内で活動されている大工さんの紺野兄弟です。約一ヶ月間、本業の仕事をやりくりして時間を作り、馬場中山での活動に専念されました。  (馬場中山HP2011. 05. 18)



    ここでちょっとこの時期の避難所での暮らしぶりを紹介しておきたいと思います。もう二度とこのような体験をしないことが最善なのですが、あの厳しい被災と避難所生活の中で私たちがどのように暮らしていたか、正直、私自身も記憶から遠くなってきているのです。出来るだけ教訓になることを中心に、5月の頃のありのままの避難所生活を思い出したいと思います。私(孝浩)や弟のカオルはそれぞれ物資の調達やボランティアさんの対応窓口など役割の仕事が多々ありましたので、代表例として70代の母(あさ子)の暮らしぶりで振り返りたいと思います。



    震災後の当初は地域で被災した人の多くが馬場中山生活センターに身を寄せましたので、200名ほどの大所帯でしたが、一週間後にはそれぞれ親戚や知り合いの家に一時的に寄せて頂く等して歌津を離れる方もいましたので80名ほどに減っていました。それでも大人数でした。




    避難生活の朝はものすごく早く、起床時間は朝4時頃でした。元々、漁師の仕事は朝が早いのですが一人が起きるとみんなが起きだすので、結果、そんな習慣となりました。5月になるともうこの頃には外が若干明るいですし、馬場中山支援センターは東に向いて海を見下ろすように建ってしますので、毎日、朝日を見ていました。

    早朝から女性陣が食事の準備をします。朝ごはんは、5時頃から4班に分かれて流れ作業で食べます。主に前の日の食事の残りや、前日のうちに準備していた朝食を温めなおしたりして食べました。昼と夜は、自衛隊から炊いたご飯を人数分供給して頂いていまして、おかずだけを女性陣が作っていました。それに加えてボランティアさんから炊き出しを頂くことも多かったです。
    電力供給が充分でなかったこともあり、晩御飯は暗くなる前には片付けを終わらせていたので、とにかく女性陣は日のある時間帯は常に炊事と洗い物をしているような状況でした。母は、歌津小太郎の仕事でも得意というか本業の調理班を担当していました。ときおり、歌津小太郎の味の海藻料理も出てきましたね。



    ブルーシートの屋根をかけた屋外の調理スペースです。あさ子が「ひじき炒り」を作っています。
    (馬場中山HP2011. 05. 09) 



     馬場中山の女性陣は皆さん料理上手です。そんな女性陣の活躍ぶりを、本ブログの後半に沢山の写真でご紹介しておきます。


    食事関係は共同作業で行っていましたが、その他の洗濯や掃除は家族単位でやっていました。一方の男性陣達といいますと、漁師さんに関しては日中は海の清掃作業などを行っていました。大きなものでは、海に沈んだ小型船の引き上げをしていましたね。漁師以外の方々も、道路のガレキを取り除いたり薪を割ったりと、何かしら力仕事をしていました。今思い出してみますと、夜明けとともに起き、みんなが体を動かして仕事をし、食事し、そして日暮れとともに寝る。本当に原始的な生活でした。



    いつ終わるか判らない集団生活でしたので、毎日、何かしらの事件が起きていました。先の見えない不安はありましたが、毎朝、太陽が昇り始めるのを見ると、“明けない夜はない“と思えてきました。


    この朝日に励まされました。 (馬場中山カオル商店HP2014. 04. 29)



    5月になりますと郵便のほうもこの馬場中山生活センターに一旦届き、それから各家庭に配布されるようになりました。その中には歌津小太郎の再建を願う一般のお客様からのお手紙も見られるようになりました。




    ☆ 2012年5月: はじめての経験、ファンド計画の構築中
     馬場中山地区の状況としましては、震災前の例年ですと、5月の第一週くらいにはワカメ作業が終わりますが、2012年はまだ体制が完全には戻っていませんでしたので、5月第三週くらいまでワカメ作業がずれ込みました。また、なじょにかなるさープロジェクトとして商品化した「福福わかめ」を復興イベントなどでの直接販売の他に今後どういった体制で販売していくかなど、話し合いをしながら模索していました。


    ワカメ作業が終わると、地域の女性たちにも時間に余裕が出てきました。そこで一時中断していた地域のキャラクター「ワカメンジャー」の編みぐるみ製作も再開されました。

    「ワカメンジャー」は地域に来てくださるボランティアさんに大人気です。 (馬場中山HP2012. 05. 23)



    一方、歌津小太郎の活動のほうは2012年4月からスタートした被災地応援ファンドへの参画のため、復興計画を立てていました。小さな家族経営の水産加工会社から少しずつ進歩してきた我々には、これまで、このような大がかりな投資計画など立てたことがなく、またファンドの仕組みというのもなじみがなかったので、ミュージックセキュリティーズさん(以下、MS社)の指導を受けながら計画を練りました。これまで歌津小太郎がどんな仕事をしてきたのか、このときには歌津小太郎の商品など何もない状態でMS社に説明しなければなりませんでしたが、取引先の多くの皆さんからの応援サポートがあり、なんとか我々らしさが伝わりファンドの名前も「歌津小太郎こぶ巻ファンド」と名付けて貰いました。




    ☆ 2013年5月: 新工場での商品復活―難題が山積み

    待ちに待った新工場が出来、新しい環境に少しずつ慣らしていきながら歌津小太郎の商品を復活させております。加工品のうち早期に復活したのが「陸中漬」(くきわかめの漬物)と「磯人漬」(海藻4種類の和え物)。
    5月末には、お客様からのリクエストの多い「さんま昆布巻」も試作してみました。ところが…
    何十年も昆布巻を作っているのになんと大失敗! 同じようなレシピで同じように作っているのに違う。
    理由は簡単、さんまも昆布も納得のいく素材を揃えられなかったのです。震災前のこれらの原材料は、取引先もその産地もまだ復興しておらず手に入りません。さあどうするか!
    まずは昆布の調達をどうにかしなければなりません。小太郎社長も私も、かつての取引先を訪ね理想の昆布探しを始めました。



    ● 2014年5月の歌津の海・港・漁師・旨いものそして歌津小太郎情報
    来月から新しく、歌津小太郎に復活の商品が加わります? …と言っても一時期だけとなりますが…



    (工場にて2014.05.13)


    歌津の海の幸を代表する「ホヤ」が、5月13日に震災後初水揚げとなり、藤崎デパート歌津小太郎コーナーにて「ほや醤油漬」が6月4日(水)から期間限定で販売できることになりました。事業を再開してちょうど1年、お客様からの販売再開のお問い合わせではダントツに多かった、自慢の看板商品がいよいよ歌津小太郎コーナーに戻ってまいります。しかしながら完全復活にはほど遠く、現在でも3年育ちのホヤの水揚げが供給不足の状況にあり、今シーズンは旬である夏場だけの販売となってしまいます。今後は、ホヤだけに限らず、ウニの商品にも取り組んで行こうと計画をしていますので随時報告したいと思います。




    (工場にて2014.05.13)




    <あとがき>
    いつも長~くなってしまう歌津小太郎のブログの一部は、我々を気にかけてくださる出資者の方などからの情報発信に対するアドバイスを元に構成しています。自分達にとっては当たり前すぎてこれまでお伝えできていなかった歌津のことに漁師の仕事や海の旨いもののことなど、「こんなこと知りたい!」とリクエストを頂ければ今後のブログで反映していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

    (すぐには全てに対応出来ないかもしれません。そのときはゴメンナサイ!)


    今回の教訓ですが、集団で避難生活を送った日々を思い出すと、一つ問題を解決するとまた一つ問題が増えという状況でした。そんななかでも不自由な調理器具を駆使して女性陣が用意してくれた美味しいものには和みました。我が馬場中山地区の避難所の結束が固いと周りの方から高く評価していただいたのも、美味しいもののおかげというのが理由の一つであると思います。そんな経験から得た教訓は、「大問題に直面したら、まずは美味しいものを食べて考えよう!」。是非、皆さんも実践してみて頂ければと思います。


    ○ 記事担当 千葉孝浩


     ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
    ブログの本文中に写真を沢山入れると間延びしてしまうので、今回から後半に特集写真のコーナーを設けたいと思います。今回のテーマは2011年5月に弟のカオルが撮影した写真の中から「女性陣の調理班の活躍」です。注目すべきは、5月27日までは水道が止まっている中、工夫をしながらいろいろな食事を提供してくれたことです。




    朝食作りです。若干は朝日が入りますが、暗い中で頑張っています。 馬場中山HP20110505



    表で洗い物班が待ち構えています。 馬場中山HP20110505




    馬場中山生活センターの調理スペースはこんなかんじ。ボランティアさんに配る「がんづき」を作っています。 馬場中山HP20110501



    休憩時に「がんづき」を配ります。器や箸を使わなくても食べられるように工夫したおやつです。 
    馬場中山HP20110501



    卵を沢山頂いたので卵焼き作りです。 馬場中山HP20110509



    大鍋で作る雑煮です。5月9日は第二避難所の落成の日でしたので、お祝いの料理まで作ったのでした。馬場中山HP20110509



    鍋から溢れそうなくらい「あんこ」も作りました。 馬場中山HP20110509




    おもちです。保存がきくので、支援物資として沢山届きました。 馬場中山HP20110509




    あんこ餅の完成です。  馬場中山HP20110509



    第二避難所落成のお祝いの食卓のあんこもちと雑煮です。   馬場中山HP20110509



    とある日は、地域で採れたたけのこを料理していました。 馬場中山HP20110517



    歌津の山では山菜も取れます。山菜料理はアク抜きなど手間がかかりますがお手の物です。 馬場中山HP20110517



    近くの大きな避難所で自衛隊が準備してくれるご飯を運び込んでいます。昼と夜の分を受け取りに行きます。 馬場中山HP20110517



    調理班・洗い物班の女性陣が最後に食事を取ります。この日のメインは天ぷらでした。 馬場中山HP20110517



    天ぷらです。大量の大根おろしも準備してくれました。 馬場中山HP20110517




    5月27日、台所から女性達の歓声が聞こえました。驚いて行って見ると、蛇口から水が出るようになっていました! 馬場中山HP20110527



    生きるために必要な水の確保は福井県大野市の酒蔵さんからお借りしたこの水タンクにお世話になりました。同じく福井県大野市の土木建設業者さんがこの大型タンクを運んで下さいました。震災直後の比較的早い時点にこのタンクが届けられたことで、私たちは馬場中山の地で避難生活を続けることが出来ました。   馬場中山HP20110522

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