セキュリテニュース 福島浪江町 大堀相馬焼復興ファンド

福島浪江町 大堀相馬焼復興ファンド2015年1月31日 11:14

浪江町に住めなくなった今だからこそできること


松永武士(一番左)と現在松永窯3代目の両親



みなさま、こんにちは。

大堀相馬焼松永窯の松永武士です。
 
今日は改めて今回、江戸時代の大堀相馬焼を復興しようと
思ったきっかけをお話させて頂きます。

震災から3年経った頃、移転した窯の近くの資料館にて
大堀相馬焼の歴史展が開かれていたので見学にいったとき
のことでした。

そこでは非常に分かりやすく、年代ごとの作品が展示され
ていました。私は小さいときから大堀相馬焼といえば、
「「青ひび」「二重焼」「馬の絵」が入っているもの」
と思っており、私の父や他の窯元さんもそれが伝統として
語り継いできました。


 
現代の大堀相馬焼の作品 

しかし、展示されている作品からは、現代の特徴にたどり
つく前にも、きちんとした違う特徴の伝統があったこと
を感じました。

そして、それが現代よりももっと多くの方に受け入れられ
ていたという事実がありました。


今回復興する江戸時代の土瓶





同様に今回復興する江戸時代の湯のみ茶碗。5個セットで販売予定。
出資者特典ではこの湯のみ茶碗を2つお送り致します。



江戸時代の相馬焼の特徴がなぜなくなってしまったのかは
国の制度や組織、個人が複雑に絡み合っているようです。

震災がなかったら、これらのしがらみから抜け出せなかった
かもしれませんが、震災が起こり土地はなくなりました。

だからこそ今この焼き物は復興させるべきではないかと
直感的に感じたのです。

300年前の江戸時代、大堀相馬焼を誕生させた希望。
100年前、様々な理由で当時の焼き物を作れなくなった無念。
記念品やお土産の需要の域を超えられていない大堀相馬焼の現在の状況。

今は物理的にはバラバラとなってしまった浪江町の方々が
大堀相馬焼を通じて故郷の存在を感じてもらえるように。

様々な想いをはせながら、福島の誇りとして、次の世代にも
大堀相馬焼を継承させていけるように、
現代に復興させていきたいと思います。

みなさん、ぜひ、お力をお貸しください。
応援を宜しくお願いします。

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