ご挨拶
2018年4月5日
本田農園 自生無農薬ゆずファンド

当地はまさに「香りがおいしい柚子の里」です。
ここ柚木(ゆのき)地区は、標高約360m、南阿蘇山麓に位置する中山間高冷地です。
ゆずの産地は全国的にあれど、柚木のゆずは土質、気候にも恵まれ果皮が肉厚でとても香りが高いとバイヤーからも折り紙付きのゆずなのです。
熊本地震ではこの地区も大きな被害を受けました。
人の背丈をこえるほどの大きな岩がいくつも落下し、道路を寸断しました。
さらにその後の大雨で数えきれない箇所の田畑、山の土砂崩れが起こりました。
あまりの被害の大きさにゆずの生産をあきらめる人もでてきました。
私たちも本当に悩みました。
しかし、この地に残る弘法大師のゆず伝説、また稲作からゆずへと転換した先達の想い「ゆずは皮が生命」と無農薬にこだわり続けた40年の歴史を誇りとし、また「ゆずの香りは神様からの贈り物」という信念のもと、このすばらしいゆずの香りをもっと全国へそして世界へと広めていき、この地がゆずで栄えていくよう次世代へ繋げていきたいのです。
皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
有限会社本田農園
本田 忠徳