ファンド詳細
受付中 新感覚ピクルス「おここさん」ファンド
いわきの地域商社と老舗漬物店が共同開発した和風ピクルスを全国へ
一口金額 | 21,000円 | 募集総額 | 3,920,000円 |
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事業者名 | いわきユナイト株式会社 | 参加人数 | 32人 |
地域 | 福島県 いわき市 | 分野 | 食品製造、酒、小売 |
募集期間 | 2018年3月13日~ 2018年9月30日 |
シリーズ | チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト |
特典 | |||
1口につきおここさん6個セット(送料込3,500円相当)をファンド会計期間中に1度お送り致します(2019年4月頃を想定しております)。 |

- ファンド情報
- プロジェクト概要
- ニュース
- 募集情報
- リスク
- 分配シミュレーション
- 申込方法
- 仕組み
- スケジュール
- 営業者
- FAQ
本匿名組合契約の名称 | 新感覚ピクルス「おここさん」ファンド |
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営業者 | いわきユナイト株式会社 |
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
出資金募集最大総額(口数) | 3,920,000円 (196口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 21,000円/口 (内訳:出資金20,000円 取扱手数料1,000円) (上限口数:50口) |
募集受付期間 | 2018年3月13日〜2018年9月30日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した 場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 |
会計期間 | 2018年9月1日~2023年8月31日 |
契約期間 | 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日 |
決算日 | 第1回 2019年8月31日 第2回 2020年8月31日 第3回 2021年8月31日 第4回 2022年8月31日 第5回 2023年8月31日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配方法 | 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能 |
予想リクープ 累計売上金額(税抜) |
300,153,140円 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) ![]() ![]() ![]() |
新感覚ピクルス「おここさん」ファンドの締結については、以下のような留意点およびリスクがあります。
1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
5. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
6. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
7. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
8. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
10. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
11. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。
12. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
13. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
14. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
15. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
16. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
17. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
18. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、営業者が2018年8月末までに金融機関から事業に必要となる融資を受けることができなかった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。
19. 商品の調達に関するリスク
本匿名組合事業の商品の調達については、調達先の商品の生産状況、不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
20. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
21. 新製品に関するリスク
本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
22. 兼業に関するリスク
営業者の代表者の植松氏は個人事業主として、コンサルティング業に携わっております。また、共同代表者の田子氏も株式会社T-advanceの代表取締役として活動に携わっていることから、営業者の代表者が各々の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。
事業計画
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約における累計リクープ売上金額(税抜)は下記のとおりです。

(2)事業計画上の実現施策(運営の方針)について
営業者は設立2年目の会社です。創業以来地域資源を活用した商品及びサービスの開発及び販売及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. 地域資源を活用した製品の生産委託
営業者は従前より地域資源を活用した製品の生産委託を行っており、既に生産委託に必要な原材料の仕入先、生産委託先を有しております。
b. 地域資源を活用した製品の販売
営業者は従前より地域資源を活用した製品の販売を行っており、既に販路を有しております。また、今後は過去の取引顧客へのDM発送による注文獲得に加え、自社でのネットショップの開設により販路を拡大することで、売上の拡大を図ります。
c. 新製品の生産販売
本匿名組合契約の対象事業には、新製品の生産販売が含まれます。この点営業者は、既に商品企画開発を進めており、今後量産体制を整備し、販売を進めていく予定です。販路の開拓については、国内外の展示会に出展をし大手小売店との商談を進めております。
分配計算式
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×1.306%÷196口×1口
・リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×1.306%÷196口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.094%÷196口×1口
金銭による分配金額のシミュレーション(出資金募集最大総額で成立した場合)
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口20,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口20,000円の出資金に対し、1口分配金額が20,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/20,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
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- ファンド詳細情報・契約書・契約説明書のご確認ください(熟読してください)。
- ご契約内容に同意の上、口数を指定し、ファンドのお申込をしてください。
- 指定金額のご入金及び、取引時確認(本人確認)資料をご送付ください。
- 入金確認及び本人確認が完了し次第、Eメールにて、契約の成立をお知らせします。
- 皆さんで事業を応援しましょう。

1 | 募集受付期間 | 2018年3月13日~2018年9月30日 |
2 | 会計期間 | 2018年9月1日~2023年8月31日 |
3 | 契約期間 | 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日 |
4 | 決算日 |
第1回 2019年8月31日 第2回 2020年8月31日 第3回 2021年8月31日 第4回 2022年8月31日 第5回 2023年8月31日 |
5 | 報告日 | 決算日から60日以内 |
6 | 分配日 | 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能 |
本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2018年2月28日現在)

【取扱者】
本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2018年2月28日現在)

このファンドは、どういうものですか? |
事業に必要な資金を出資者の方から調達を行います。 そして、出資者の方には、一定期間の売上を分配金として受け取れるほか、投資家特典も提供させて頂きます。 |
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投資家特典とはどのようなものがあるのでしょうか? | 個別のファンドごとに特典は異なりますので、ファンドごとの特典は、ファンド詳細情報をご覧ください。 |
利益の分配に際し、税金はどうなりますか? | 出資金額を越える利益部分に20.42%の源泉所得税がかかります。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。 |
途中解約はできますか? | 匿名組合契約を途中で解約することはできません。 |
元本は保証されていますか? | 本ファンドは元本を保証するものではありません。 ファンド対象の売上如何によっては出資金が減額、あるいはゼロとなる可能性があります。 |
他人に譲渡することはできますか? | 匿名組合契約上の地位を他人に譲渡することはできません。 |
未成年者でも契約できますか? | 親権者の同意があればご契約頂けます。 |
申込方法とよくある質問 | 申込方法とよくある質問 |
- 新感覚ピクルス「おここさん」ファンド
投資家特典には新商品の和ピクルス『おここさん』をお送り致しますので、是非ご賞味下さい。
本ファンド対象事業の魅力
地域商社とは?いわきユナイトの想い
いわきユナイトは、いわきを中心とした福島県内の地域資源を活かした商品のブランディング・プロデュースのほか販路開拓・流通事業を主に行っており、地域の生産者が持つ魅力を強化・発信する『地域商社』として誕生しました。中でも、特にいわきを中心とした理由はどのような点でしょうか。COOの植松氏にお話を伺いました。
「いわきには、職人気質で情熱を持って良い商品を作っている方が多くいます。そして元々恵まれた土壌や海を持つ、ポテンシャルが高い地なのです。以前の仕事でいわき市50周年の記念事業に関わったり、遠野町の町おこしプロジェクトに関わった際、たくさんのいわきの方と接しました。人柄も良く、地元をとても愛している方が多かったのが印象的でした。また、ものづくりに対して大変情熱的で、一方で宣伝や商品展開については得意としていないなど、熱い想いを持て余している方が多い印象も持ちました。素晴らしい人々がいて、知られていない資源がある。ここに自分が関わることで、形に出来るものがあるのではないかと思ったのです。
私は今まで東京を拠点に様々な地域の町おこしに関わってきましたが、1箇所にコミットして深く関わり自らリスクをとって事業を行いたいといった想いがありました。そしていわきの地元金融機関の方に私の想いをお伝えしたところ大変共感して頂き、代表CEOの田子を紹介されて共にいわきユナイトの地域商社事業をスタートしました。」

月色プリン
地域商社事業開始後、初めてのプロジェクトは、遠野町の町おこしプロジェクトに関わった際に出会った「いわき遠野らぱん」の商品のリブランディングでした。地域の伝統行事「お月見どろぼう」をモチーフにしたプリンは、福島県の酪王牛乳を使用し独自製法により美しい中秋の名月のような色合い。コラーゲンが1000mgも入った贅沢なプリンです。
こちらのプリンは特徴があり、福島らしい魅力のある商品でしたが、営業活動を行っていなかったため認知度の向上が必須課題でした。パッケージなどのリニューアルも行いましたが、一番注力をしたのがお客様視点でのブランディングです。現在は販路を増やして通信販売も開始しているため、販売数が増加しています。

長久保食品は名物の「しそ巻」が長年いわきの味として県内外問わず愛されている老舗漬物屋です。しかし現在、漬物の消費量は減少の一途をたどっています。漬物の消費者層は40代以上の方が多く、若年層は漬物の消費が多くありません。今後、何も手を打たなければ消費量は減少する一方なのです。
消費者の絶対数を増やすために、どのように商品を打ち出していけばいいかを考えていた長久保食品。新しい柱となる新商品を考えていましたが、漬物離れが進む現代「漬物」というベースを生かしつつ新規顧客層として一番大きなターゲットとなる若年層の取り入れという課題の解決策が浮かばず、開発が停滞してしまいました。
地域商社としていわきの食の魅力を引き出す総合的なコンサルティングを行ういわきユナイトと長久保食品の新商品開発プロジェクトが発足し、共同で開発が始まったのです。80年間培ってきた伝統の技術を生かし、漬物をより日常に取り入れやすくした「和ピクルス」の商品化が決定しました。
静岡県にある和ピクルス専門店にアドバイスをいただきながら独自の調味と伝統技術で漬け込んだ和ピクルス。酸味が強すぎない優しい味わいに仕上がるように出汁や醤油などでまろやかな味に仕上げています。素材にはいわき市内のトマトやしいたけ、なめこなどを使用し、出来るだけ地域食材にこだわりました。
おここさん紹介

「おここさん」=「おここ」とは「御香々」のことで、旬の野菜や果物を「ここ」ちよい「さん」みに仕上げた香の物です。
「フラガール」という品種のミニトマト、しいたけ、なめこ、うずらの卵、いちご、アプリコットという6種類をベースに、その時々の旬の野菜や果物を取り入れていきます。今後地元の食材をつかった新しいアイテムを続々と追加していくことで、いわきや福島の農業活性化に貢献することを目指します。

ミニトマトのおここさん
いわきならではのフラガールという糖度の高い品種を使用。皮を湯剥きして食べやすくしています。

しいたけのおここさん
いわきゴールドしいたけという、肉厚でみずみずしい菌床栽培のブランドしいたけを使用しています。

なめこのおここさん
加茂農産のなめこを使用。約80日もかけ、ゆっくりと栽培し美味しさを蓄えたなめこです。
また、おここさんは新感覚のピクルスとしてそのままお召し上がり頂くだけではなく、おここさんを使用して簡単に美味しい料理を作って頂けるよう考えて作っております。今後は、四季折々の素材を使用したおここさんの商品展開を進めていくと同時に、おここさんを使用した料理のレシピを開発し、発信していく予定です。
おここさん活用レシピ

なめこのおここさんを使用して酸辣湯風スープ
おここさんと水、鶏がらスープの素、ラー油、しょうが、胡椒、醤油を混ぜ豆腐と溶き卵を加えました。
おここさんの漬け汁は酢をベースに出汁やみりん、醤油などを加え優しい口当たりに仕上げているため、おここさんを使用するだけでなめこの美味しさと出汁の奥行を感じられる料理に仕上げることが出来ます。
・しいたけの混ぜご飯
炊き立てのご飯にお好みの酸味になるよう漬け汁を混ぜ合わせます。しいたけとお好みの具材をのせて完成。
・トマトのドレッシング
漬け汁にオリーブオイルを加えることでトマトドレッシングやマリネの素にもできます。
・チキンソテーいちごのソース
いちごのおここさんをチキンソテーのソースに。甘酸っぱい照焼き風が最高です。
いわきや福島の商品を売り出していくために「いわきのモノ創りを元気にすることが私たちのミッションです。生産者やメーカーはもちろん関わる方全員がしっかり「儲かる」商品を作り出し売る。いわきは気候にも恵まれていて、冬は雪もほとんど多くないですし、何でも作ることが出来ます。野菜の生産者はこだわりを持って生産しており、糖度の高いトマトはいわきの特産品。「常磐もの」と呼ばれる質の高い魚介類やその加工品もいわきの宝です。他にもたくさん、多くの魅力を抱えた土地から、適切な販路をコーディネートして、東京のレストランのシェフに繋いだり、需要にコミットする新商品を開発します。そうすることでいわきを面的に押し出してゆくことが出来るのです。
今回は、いわきの老舗漬物屋である長久保食品の新たな柱となる商品を共同開発しました。今後この商品が低迷する漬物業界の新しいムーブメントになっていく可能性があること。そして、アイテム数を増やしていくにつれて、県内・市内の農家と連携しながらいわきや福島の農業を盛り上げていく商品になる可能性があること。さらに、東京などで働きながら家事をしているワーキングママの時短に貢献できる商品になる可能性があること。こういった様々な可能性を実現させていくために、「おここさん」というブランドを全国に広め、いろいろな形でプロモーションしていくことが必要だと思っています。このため、投資家の皆様よりご支援頂いた資金は商品の仕入れ費用と販売促進のための費用に使用させて頂きます。長久保食品のように、「良い商品」なのにブランディングや営業方法のノウハウがないために思うように売れないことを悩んでいらっしゃる方がたくさんいます。私たちは、そういった魅力的な生産者と共に成長するため、第一歩目として地域の魅力が詰まった『おここさん』を着実に販売して参ります。」
いわきにはたくさんの魅力的な資源があり、一番の魅力は人であると植松氏は熱く語って下さいました。
気候や自然環境に恵まれた土地で取れる野菜や魚、職人気質で貪欲に良い商品を作ろうと追求する生産者。いわきユナイトはそんな地域の魅力を再編成し発信してゆきます。
いわきの底力を引き出し、皆様にお届けする、いわきユナイトの挑戦を応援して頂けますと幸いです。
営業者紹介

2016年8月3日いわき市にて設立。いわきを中心とした福島県内の地域資源を活かした商品のブランディング・プロデュース、福島県内の農水産物・農水産加工品の卸売、小売事業 企業・店舗に対するコンサルティングを主業務として行い、現在に至る。
いわきユナイトHP:http://iwaki-unite.jp/
おここさん製造元
長久保食品HP:http://www.nagakubo.net/
代表者紹介


ファンド対象事業内容
なお、事業計画上の売上およびその実現施策、事業計画時の分配金額等については「プロジェクト概要 分配シミュレーション」ページをご覧ください。
資金使途

投資家特典

(注1) | 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
(注2) | 特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。 |
(注3) | 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
- 2018年3月15日 18:22大学生インターンの活動報告①
-
こんばんは。
今日はいわきユナイトにインターンで来てくれている大学生3人が
どんな活動をしているかご紹介します。
今回のミッションは「地域商社と老舗漬物メーカーが連携して開発した
新商品「おここさん」を若い主婦層に広めるための、新アイテムの開発、
PRツール制作などのプロモーション企画を立てて、店舗での実演販売まで
行っていただきます。」というものです。
2月下旬から1ヶ月間、貴重な春休みを使って、東京と山口から
いわきに住み込みで来てくれています。
大学生では経験できない商品開発、プロモーションに取り組んでもらっていますが、
最初の1週間はなかなか先行きが見通せず、どんよりとした雰囲気になっていました。
しかし、新アイテムが出来上がってからは、試食販売会に向けて
POPづくりやレシピ開発など精力的に取り組んでくれています。
写真は試作品を自分たちで作った際の様子です。
(かなりたくさんの試作品をつくりました)
新アイテムとして大学生がつくったのは、いわき伝統野菜の「とっくり芋」、
いわき特産の「長ねぎ」、福島名物の「あんぽ柿」、
高機能野菜として注目の「青パパイヤ」、見栄えがきれいな「金柑」
という5種類です。
明日以降は大学生がつくった「おここさん」活用レシピなどもご紹介します。
ご期待ください。
こんなファンドもあります
-
会津の老舗ホテル ニューパレスファンド
-
熟練シェフがお届けする出張料理ファンド
-
会津の食卓を支える肉屋 ハヤオファンド
-
超音波けんこうアルファ ファンド
-
会津東山温泉 月のあかりファンド