セキュリテ寄付

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2018年1月9日 18:13

目標の500万円が集まりました

目標の「人が住める最低限の環境を整える為の工事費」であった500万円が集まりました。
お陰様で今現在でも下宿事業を継続する事が出来ています。
寄付して頂いた皆様、そしてセキュリテに関わる全ての皆様には言葉では言い表せない位、感謝いたしております。
簡単にではありますが、下宿生の近況を報告させていただきます。

下宿生の現在
被災した2年生の子供達も、早いもので3年生となり、現在、受験真っ只中です。
6名いる下宿生の内、既に4名の子が次の大学進学が決まりました。残り2名も、今現在センター試験に向け、日々猛勉強しております。下宿生の殆どが大津高校サッカー部に所属しているのですが、今年の高等学校選手権大会は、県大会決勝まで進む事が出来ました。残念ながら、1-0で惜敗してしまいましたが、震災を乗り越え、十分でない環境でも文句一つ言わず、サッカーに、勉強に、本当に頑張ったと思います。
 

 
大津高校の寮・下宿事情
大津高校にも寮があります。しかし、約20年程前から、公立高校でも全国大会に出場する常連校となってから、入学を希望する子供達が県内のみならず、県外からも多くなって参りました。そして10年前、とうとう寮には入り切れなくなり、大津高校の依頼を受け、下宿事業を始めることになりました。現在では、大津高校の寮は、体育コースの子供達が入寮し、当下宿は普通科の子供が多いのが特徴です。また、当下宿はあくまで「民間」が運営する下宿という位置づけなので、震災等で追った被害等の保証や援助はなく、生徒の管理も一任されております。逆の言い方をすれば、当下宿生の生活に関しての一切を、学校側は保証しません。よって、下宿事業を辞める事は、イコール子供たちの生活する家を無くすに等しく大変な責任の中で行っております。
 
現在の下宿の構成としましては、2年生が12名、1年生が11名となっており、来年卒業の3年生の6名を入れると29名となります。通常は20名前後が望ましい受入人数なのですが、2年連続で過去最高の受け入れを行っており、子供達には大変不便な思いをさせております。しかし、当下宿に入れなければ、学校に通えない状況にある子供達がいて、それを無視できない為、現在の3年生・2年生に無理を言って、ギチギチの詰め込み状態となっております。来年は受け入れを減らす方向性で考えておりますが、卒業生が6名しかおらず、受入制限も限界があり、非常に悩ましいです。
 
私たちは、せめて食事だけでも良くしたいと、美味しく栄養満点の料理を、朝は4:00〜、夜は18:30〜2230まで、毎日提供しております。そこは、民間だから出来る業なので、今後も力を入れて参ります。

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旅籠はしもと
専務取締役 甲斐 義教
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