セキュリテ寄付 熊本の高校生のための下宿事業を支えよう

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2018年1月24日 12:52

追加募集いたします

当初目標の「人が住める最低限の環境を整える為の工事費」であった500万円が集まり、お陰様で今現在でも下宿事業を継続する事が出来ています。しかしながら、最低限の環境確保する目的の為の工事であったので、実際工事を行った後に、雨漏りと下宿の風呂場及びボイラーの故障、緊急時の火災報知器の破損等、徐々に問題が発覚して参りました。

壁紙(クロス)や襖、エアコンの室外機等、当時破損した物は、少しずつ修繕を行って参りましたが、深刻なのが、雨漏り・下宿の風呂場の破損及びボイラーの故障・緊急時の火災報知器の故障です。


▲ ボイラー・火災報知器の故障

現在、お風呂はホテルの浴場を使わせておりますが、洗い場が6つと決して大きなお風呂では無いという事と、やはり本業であるホテルの宿泊者の利用が制限され、クレームを受けるなど、事業に影響を来たしております。雨漏りは梅雨の時期や夏場等は特に酷く、カビが生え、衛生的にも良くない環境です。火災報知器も、今では個人宅にも設置義務がある様に、集団で生活を行う上で、無くてはならない物となっております。


▲ 風呂場の破損
 
現在、急ぎ雨漏りを止める工事を行っており、ボイラーも年内には設置出来る様、手配しております。風呂場のタイルは年内に間に合わず、年明けてからの作業となります。火災報知器も急ぎたいのは山々なのですが、機械取り寄せになる為、見積だけ出してもらい、納期・設置までには、まだ期間を要するそうです。
 
今回、震災の影響で発生した、追加工事の見積概算が以下となっております。
◆屋上・外壁防水工事
◆給湯器取り換え工事
◆火災報知器取り換え工事
計 5,540,000円


来年度も、下宿を希望される新一年生の保護者から、入寮希望の問合せが既にあります。
我々としても、当下宿があるから学校に通う事が出来る子供達の為に、そして、ご支援頂いた皆様のご厚意を無駄にしたくないという強い思いから、何としても、必要とされる内は下宿事業を継続していきたいと考えております。
 
未来を夢見る子供たちの選択肢を減らしたくない!
そういった気持ちで日々、下宿事業に取り組んでおります。
 
今回、全額の寄付は考えておりません。が、少しでも皆様方のご支援を頂かなければ、下宿事業の継続が本当に厳しいものになって参ります。
今回は、追加で工事費の約半額に当る、250万円の寄付を募集いたします。
皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーー
旅籠はしもと
専務取締役 甲斐 義教


お申込・詳細をみる

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2018年1月9日 18:13

目標の500万円が集まりました

目標の「人が住める最低限の環境を整える為の工事費」であった500万円が集まりました。
お陰様で今現在でも下宿事業を継続する事が出来ています。
寄付して頂いた皆様、そしてセキュリテに関わる全ての皆様には言葉では言い表せない位、感謝いたしております。
簡単にではありますが、下宿生の近況を報告させていただきます。

下宿生の現在
被災した2年生の子供達も、早いもので3年生となり、現在、受験真っ只中です。
6名いる下宿生の内、既に4名の子が次の大学進学が決まりました。残り2名も、今現在センター試験に向け、日々猛勉強しております。下宿生の殆どが大津高校サッカー部に所属しているのですが、今年の高等学校選手権大会は、県大会決勝まで進む事が出来ました。残念ながら、1-0で惜敗してしまいましたが、震災を乗り越え、十分でない環境でも文句一つ言わず、サッカーに、勉強に、本当に頑張ったと思います。
 

 
大津高校の寮・下宿事情
大津高校にも寮があります。しかし、約20年程前から、公立高校でも全国大会に出場する常連校となってから、入学を希望する子供達が県内のみならず、県外からも多くなって参りました。そして10年前、とうとう寮には入り切れなくなり、大津高校の依頼を受け、下宿事業を始めることになりました。現在では、大津高校の寮は、体育コースの子供達が入寮し、当下宿は普通科の子供が多いのが特徴です。また、当下宿はあくまで「民間」が運営する下宿という位置づけなので、震災等で追った被害等の保証や援助はなく、生徒の管理も一任されております。逆の言い方をすれば、当下宿生の生活に関しての一切を、学校側は保証しません。よって、下宿事業を辞める事は、イコール子供たちの生活する家を無くすに等しく大変な責任の中で行っております。
 
現在の下宿の構成としましては、2年生が12名、1年生が11名となっており、来年卒業の3年生の6名を入れると29名となります。通常は20名前後が望ましい受入人数なのですが、2年連続で過去最高の受け入れを行っており、子供達には大変不便な思いをさせております。しかし、当下宿に入れなければ、学校に通えない状況にある子供達がいて、それを無視できない為、現在の3年生・2年生に無理を言って、ギチギチの詰め込み状態となっております。来年は受け入れを減らす方向性で考えておりますが、卒業生が6名しかおらず、受入制限も限界があり、非常に悩ましいです。
 
私たちは、せめて食事だけでも良くしたいと、美味しく栄養満点の料理を、朝は4:00〜、夜は18:30〜2230まで、毎日提供しております。そこは、民間だから出来る業なので、今後も力を入れて参ります。

ーーーーーーーーーー
旅籠はしもと
専務取締役 甲斐 義教

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年12月29日 15:06

大津高校下宿生のコメントをご紹介します。

西日本支社の久保です。
本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日は、はしもとの下宿棟に下宿している熊本県立大津高校の生徒さん2名にコメントをいただいたのでご紹介します。

-----------------------

河上 弘樹 君(かわかみ こうき)3年生
(写真:右)

/data/blog/archive/original/30577.jpg

4月の熊本地震で私を含め家族や友人など沢山の方が多大な被害を受け、とても辛く、悲しい思いをしました。

そんな中、橋本下宿も大きな被害を受け、私たちが住んでいる部屋やお風呂などが壊れてしまい、下宿にまた戻ってくるまでに、時間がかかりました。

しかし、女将さんや支配人さんや、他のスタッフの人たちが一生懸命いろんな事をしてくれたおかげで、また今のように普通に生活ができています。

女将さんたちも、とても怖くてキツかったと思うけど、私たち下宿生やお客さんのために、ここまで考えてくださり、とても感謝しています。

今回の地震で色んな経験をしました。
その中で、サッカーを通じて人を笑顔にしたり、仲間の大切さ、当たり前のことが当たり前にできる幸せを改めて強く感じました。

-----------------------

松岡 亮太 君(まつおか りょうた)3年生※普通科

/data/blog/archive/original/30580.jpg

私たち下宿生は今年4月に発生した熊本地震で被災しました。
ホテルも下宿も大きな被害を受け、約一ヶ月半は下宿棟で生活できませんでした。

余震も2,000回を超え、日々不安な生活を送っていましたが、そのような中でも、下宿生の皆や、スタッフの皆さんと協力して危機を乗り越える事ができたことは、私にとって心強く、また成長に繋がったと思います。

サッカー部が多い下宿生の中で、私は勉強を頑張りました。
集団生活でなかなか集中して勉強する環境がなく、一年生の時には苦労しました。

しかし、そのような環境だったからこそ、自分なりに効率の良い勉強を見つけることができたし、テスト期間では、お互いに教え合うことで情報を相手にうまく伝える能力も身についたと思います。

勉強だけでなく、人としての成長にも下宿生活の中でできたと思います。

今まで家の人にしてもらってた事も、自分でしなければいけないし、集団生活の中で礼儀や協調性も学べたと思います。

これから橋本下宿で生活する後輩達には、高校生活だけでなく、下宿生活でも多くの事を学んで欲しいと思います。

そして、3年間苦楽を共にする仲間と楽しい下宿生活を送ってください。

-----------------------

河上弘樹君、松岡亮太君、コメントをいただきありがとうございました。
2名は大学進学も決まり、春からは新しい道を歩むことになります。

彼らにとって、この下宿棟で過ごした高校3年間というのは、楽しいことや震災でのつらいことも供にみんなで乗り越え、ひとつ成長させてくれた場所だったのではないでしょうか。

彼らの後輩にあたる学生たちを、これからも下宿棟で受け入れられるように・・
この下宿事業が続けられるようにと願うばかりです。


本プロジェクトは、皆様の応援のもと、おかげさまで現在78.5%もの資金が集まっています。

下宿棟の修繕費用500万円の返済について、皆様からの資金をもとに、11月末になんとか無事に終えることができました。

しかしながら、500万円のうち、残りの約100万円についてはどうにかホテル売上の中からかき集めて支払を済ませたそうです。

本業のホテル事業の修繕費についても1400万円の債務が今後ついてまわります。
これに関しては自社努力で何とか返済するとおっしゃっておりますが、下宿棟の修繕費用だけでも皆様のご協力があればこの上ない後押しとなり、事業の継続に展望が見えてきます。

残り21%、約100万円。
今一つ、皆様の温かいご支援、応援をお待ちしております。


平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用500万円を寄付というかたちで募集しています。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供しています。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要で最低限の改修工事を行いました。
皆様の温かい応援をお待ちしております。

プロジェクトの詳細はこちら



最後までご覧頂き、有難うございました。



 

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年11月18日 15:11

下宿事業を続けていくために・・11月末までに下宿棟の修繕費500万円の返済が必要

【2016.11.18 更新】

みなさま、こんにちは。
ご覧頂き、有難うございます。

旅籠はしもとの甲斐と申します。

前回の更新された記事の効果で、一気に63%まで上げて頂き、感謝の言葉しか見つかりません。
本当に有難うございます。
近況に関しまして、簡単ではございますがご報告させて頂きます。
 
 
下宿棟の補修費借入分の500万円を今月末に銀行に返済しなければなりません。
現在、返済金をホテル売上の中から必死にかき集めている状況です。
お陰様で、何とか現金は準備出来る見通しが立って参りました。
しかしながら、ホテルの売上金から支払を行うため、本事業であるホテル経営への相当な圧迫は否めません。

また、当初工事を行った下宿棟ですが、“人が住める環境” を目指し、最低限の工事しか行われておりません。

その為、一部雨漏りがしており、浴槽のボイラーも故障したまま放置されている状況です。

苦肉の策で、下宿生にはホテルの大浴場のシャワーを利用して貰っておりますが、洗い場が6席しかなく、21名の下宿生が利用する事で、正直、宿泊のお客様に多少のご迷惑をお掛けしている状況にあります。

/data/blog/archive/original/29934.jpg

また、ホテルの改修工事も、外壁の補修はようやく終わりましたが、大浴場の水漏れや、その影響で下の階に複数個所の水漏れが発生しております。
地盤沈下した部分も、補修が追い付いていない状況です。

/data/blog/archive/original/29933.jpg

/data/blog/archive/original/29935.jpg

現在、ホテルの補修工事の見積額が、1,400万円で来ております。
グループ補助金に申込を行い、何とか採決まで漕ぎつけましたが、400万円強の債務が結果ついてまいります。

これに関しましては、自社努力で何とか返済を行うしかないのですが、非営利の下宿棟の支払も合わせると、600万円近い実質返済金となっているのが現状です。

せめて、下宿棟の500万円の修繕費だけでも、皆様のご協力を頂ければ、この上ない後押しとなり、事業の継続に展望が見えます。

ただただお願いばかりの立場で、本当に恐縮なのですが、今は皆様の善意に支えられ、子供たちの学校生活と未来を守りたい一心で努力しております。


旅籠はしもと
専務取締役 甲斐 義教
-------------------------------------------

平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用500万円を寄付というかたちで募集しています。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供しています。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要で最低限の改修工事を行いました。
皆様の温かい応援をお待ちしております。


プロジェクトの詳細はこちら

ご覧頂き有難うございました。


 

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年9月16日 14:41

名門熊本県立大津高校サッカー部の歴史

過去記事はこちらからご覧いただけます。
【2016.9.7 更新 震災後の下宿棟の状況について】
【2016.9.9 更新 震災から一週間後、残り17名の下宿生の住居について/現在本当に困っていること】



西日本支社の久保です。
ご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日は熊本県立大津高校のサッカー部の歴史についてご紹介させていただきます。

/data/blog/archive/original/29190.jpg

/data/blog/archive/original/29194.jpg

熊本県立大津高校は熊本県菊池郡大津町大津にある公立高校です。
全国高校サッカー選手権大会の常連であり、九州の強豪の一角として知られています。
公立高校ということもあり、文武両道でないとトップチームでは活躍出来ません。
そのため、サッカー部の生徒達はサッカーと勉学両方に力を入れ、日々頑張ります。

熊本県立大津高校出身のサッカー選手は、2006年ワールドカップ・ドイツ大会の日本代表にも選ばれた巻誠一郎選手(元日本代表・J2・ロアッソ熊本所属)や、今年の夏、全国各地で大盛り上がりで幕を閉じた2016年リオデジャネイロ五輪代表にも選ばれ、大活躍だった植田直通選手(日本代表・鹿島アントラーズ所属)なども大津高校の卒業生です。

/data/blog/archive/original/29191.jpg
巻誠一郎選手(元日本代表・J2・ロアッソ熊本所属)
画像:公益財団法人 日本サッカー協会

/data/blog/archive/original/29192.jpg
植田直通選手(日本代表・鹿島アントラーズ所属)
画像:JFA



巻誠一郎選手も植田選手もともに熊本県出身です。

巻選手は熊本震災で自らも被災者となり、ふるさとである熊本のために震災直後から避難所を回り、チームメイトと支援活動を続けていらっしゃるそうです。

(NHKで放送されているスポーツドキュメンタリー番組「アスリート魂」”ロアッソ熊本 心ひとつに 前へ 巻誠一郎”で取り上げられていました。)
番組の詳細はこちら


植田直通選手は震災後の試合で故郷熊本を思い、感極まる男泣きインタビューで観ている視聴者の涙を誘いました。



鹿島の植田直通、故郷熊本を思い感極まる男泣きインタビュー
明治安田生命J1第1S第7節第2日
鹿島3―0湘南(2016年4月16日 BMWスタジアム)


また、青春時代をサッカー部で過ごされた方や、サッカー部のお子様をお持ちのご家族の方、高校サッカーを観戦されている方でしたら、熊本県立大津高校の名前を聞いて、「聞いたことある」とおっしゃる方も多いかと存じます。

熊本県立大津高等学校は高校サッカー最高峰のリーグである、プレミアムリーグのWESTの10チームの中に入っています。

プレミアムリーグ::http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/premier_2016/team.html

ご覧いただけると分かるように、10チーム中、高等学校での参加は3チームしかなく、後はプロのユース(U18)のクラブチームなのです。

/data/blog/archive/original/29188.jpg

大津高校紹介::http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/premier_2016/west/team09.html
 

以上が熊本県立大津高等学校のご紹介でした。


熊本県立大津高校サッカー部に入部している21名が有限会社はしもとが営む下宿棟で下宿しています。
有限会社はしもとは、部活を終えた下宿生に栄養満点の食事と広々とした下宿部屋で支援してきました。

全国からサッカーをするために入部した生徒たちに社会貢献の一貫と捉え、非営利で下宿事業を行っています。

子どもたちの夢や希望を叶える為の事業であると自負し、今後も継続して行きたいと考えておられますが、下宿棟改修費500万円の借入は物凄く重いものになっているそうです。
震災後、真っ先に下宿棟の改修工事を行いましたが、本業であるホテルの改修工事費も見積もり段階で1,500万円を超えており、非常に頭を悩まされております。

本業のホテル事業があっての非営利下宿事業であること、未来のサッカー選手になる夢を持って下宿する子供たちを今後も下宿事業で応援したいという思いがあります。

現在、みなさまのおかげをもちまして、必要な500万円のうち、56.5%もの寄付が集まっております。ありがとうございます。
引き続き、皆様の温かいご支援をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご覧頂き有難うございました。


/data/blog/archive/original/29195.jpg

----------------------------
平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用を募集します。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高校の生徒に提供していたものです。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要です。


プロジェクトの詳細はこちら

----------------------------


 

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年9月9日 13:11

震災から一週間後、残り17名の下宿生の住居について・困っていること

【2016.9.9 更新】

西日本支社の久保です。
ご覧頂き、誠にありがとうございます。

前回アップした記事【2016.9.7 更新 震災後の下宿棟の状況について】の続きをご紹介します。

熊本県立大津高校サッカー部の下宿生21名を受け入れてる、有限会社はしもとの甲斐さんにお話を伺いました。



◆震災から1週間後、熊本県立大津高等学校が再校することを決定、
帰省していた残り17名の下宿生の住居はどうされたのですか?


下宿棟の改修工事にも入れない状態の事でしたので、ホテルのお客様に説明・ご納得いただき、20室ある客室の6室を、約1ヵ月半、下宿生の部屋として使用する事にしました。
 
当社の本業はホテル業となります。
下宿事業は、あくまで社会貢献の一環と捉え、非営利で行っている事業です。
よって、商品である客室を下宿生の部屋として使用するのは、経営そのものを圧迫する行為となります。

また、震災後は復興支援のお客様からの宿泊問い合わせが多数ございました。
震災の影響で、近隣や熊本市内の多数のホテルが休館しておりましたので、車中泊を余儀なくされているお客様を少しでも受け入れしたい気持ちもありましたが、下宿生21名をホテル客室に移しての営業となっていた為、応えられませんでした。

また、一番気がかりだったのは、勉強をするスペースが無い事への懸念でした。

/data/blog/archive/original/29076.jpg

下宿生には、改修工事の期間中、食堂で勉強をしてもらいましたが、落ち着いて勉強できる環境ではなかった為、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

大津高等学校サッカー部は、全国でも有名な名門校としてしられてますが、
一方、勉強もしっかりやらないと試合に出れないなど、正に文武両道をモットーとした教育をされております。

なので、サッカーだけでなく、勉強も集中してやれる環境を作ってあげれず、申し訳ない気持ちはより募っていくばかりでした。


◆熊本県立大津高等学校とは、下宿事業を始めるキッカケは?

熊本県立大津高等学校は、サッカーの名門校として全国的にも有名です。
よって、県内の遠方から通学する子供たちや、県外から通学を希望する子供たちも多数います。
大津高等学校にも下宿寮はあるのですが、その人気から下宿先が足りないとの事で、当時サッカー部の監督をされていた平岡先生(現教頭:総監督)より弊社へ下宿事業の依頼があり、10年前に下宿事業を始めるキッカケとなりました。
 
この事業は、決して儲けを追及する事業ではございません。
子供たちの夢や希望を叶える為の事業であると自負し、今後も継続して行っていきたいと考えております。


◆下宿棟の改修工事が開始されたのはいつ頃からですか?

 /data/blog/archive/original/29100.jpg

4月21日より下宿棟の改修工事が入りました。
当初の工程期間は3週間程度を見込んでおりましたが、損傷が酷く、丸1ヵ月強かかり、完成は5月27日となりました。


◆下宿棟の改修工事を終えた今、困っていることは?

5月28日には下宿生全員を、ホテルから下宿棟に移す事ができました。
ようやく、勉強の出来る環境と、ゆっくり休める環境が戻せて一安心しました。
 
しかし、今回の地震により、下宿棟で500万円の単純負債が出て、加え、本業のホテルの改修費用も、見積もり段階で1,500万円を既に超えております。

未だ、改修工事は終わりを見せず、外壁補修・客室のクロス・大浴場の水漏れ等が改修できずにいます。

/data/blog/archive/original/29103.jpg
/data/blog/archive/original/29105.jpg

特に大浴場の水漏れは深刻で、どこから漏れているのか原因の特定が出来ず、
大がかりな工事が継続されております。

/data/blog/archive/original/29104.jpg

/data/blog/archive/original/29101.jpg

この大浴場は、宿泊客の利用は勿論ですが、下宿生も毎日利用しております。
今現在、原因特定の為、2週間の全面使用禁止を強いられております。

その間、近隣のホテルの協力を得て、大浴場をお借りしているのですが、
一日一人当たり@500円×21名=10,500円の別途コストが掛かっています。

本業あっての下宿事業の為、ホテル運営に支障の無いように努力をしておりますが、ホテルの改修工事1500万円と、下宿棟500万円の借入は、物凄く重いものとなっております。

先程も申し上げた通り、下宿事業においては全くの非営利の為、この500万円の改修工事の負担だけでも無くなってくれれば、下宿事業を継続していける光が見えて参ります。

皆様方のご支援なくして、大変厳しい状況で、今は本業をしっかり立て直し、
下宿生の将来を守りたい思いで日々尽力しております。





平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用を募集します。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供していたものです。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要です。

プロジェクトの詳細はこちら


ご覧頂き有難うございました。

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年9月9日 13:11

震災から一週間後、残り17名の下宿生の住居について/現在本当に困っていること



◆震災から1週間後、熊本県立大津高等学校が再校することを決定、
帰省していた残り17名の下宿生の住居はどうされたのですか?


下宿棟の改修工事にも入れない状態の事でしたので、ホテルのお客様に説明・ご納得いただき、20室ある客室の6室を、約1ヵ月半、下宿生の部屋として使用する事にしました。
 
当社の本業はホテル業となります。
下宿事業は、あくまで社会貢献の一環と捉え、非営利で行っている事業です。
よって、商品である客室を下宿生の部屋として使用するのは、経営そのものを圧迫する行為となります。

また、震災後は復興支援のお客様からの宿泊問い合わせが多数ございました。
震災の影響で、近隣や熊本市内の多数のホテルが休館しておりましたので、車中泊を余儀なくされているお客様を少しでも受け入れしたい気持ちもありましたが、下宿生21名をホテル客室に移しての営業となっていた為、応えられませんでした。

また、一番気がかりだったのは、勉強をするスペースが無い事への懸念でした。
下宿生には、改修工事の期間中、食堂で勉強をしてもらいましたが、落ち着いて勉強できる環境ではなかった為、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

大津高等学校サッカー部は、全国でも有名な名門校としてしられてますが、
一方、勉強もしっかりやらないと試合に出れないなど、正に文武両道をモットーとした教育をされております。

なので、サッカーだけでなく、勉強も集中してやれる環境を作ってあげれず、申し訳ない気持ちはより募ってばかりでした。


◆熊本県立大津高等学校とは、下宿事業を始めるキッカケは?

熊本県立大津高等学校は、サッカーの名門校として全国的にも有名です。
よって、県内の遠方から通学する子供たちや、県外から通学を希望する子供たちも多数います。
大津高等学校にも下宿寮はあるのですが、その人気から下宿先が足りないとの事で、当時サッカー部の監督をされていた平岡先生(現教頭:総監督)より弊社へ下宿事業の依頼があり、10年前に下宿事業を始めるキッカケとなりました。
 
この事業は、決して儲けを追及する事業ではございません。
子供たちの夢や希望を叶える為の事業であると自負し、今後も継続して行っていきたいと考えております。


◆下宿棟の改修工事が開始されたのはいつ頃からですか?
 
4月21日より下宿棟の改修工事が入りました。
当初の工程期間は3週間程度を見込んでおりましたが、損傷が酷く、丸1ヵ月強かかり、完成は5月27日となりました。


◆下宿棟の改修工事を終えた今、困っていることは?

5月28日には下宿生全員を、ホテルから下宿棟に移す事ができました。
ようやく、勉強の出来る環境と、ゆっくり休める環境が戻せて一安心しました。
 
しかし、今回の地震により、下宿棟で500万円の単純負債が出て、加え、本業のホテルの改修費用も、見積もり段階で1,500万円を既に超えております。

未だ、改修工事は終わりを見せず、外壁補修・客室のクロス・大浴場の水漏れ等が改修できずにいます。

特に大浴場の水漏れは深刻で、どこから漏れているのか原因の特定が出来ず、
大がかりな工事が継続されております。

この大浴場は、宿泊客の利用は勿論ですが、下宿生も毎日利用しております。
今現在、原因特定の為、2週間の全面使用禁止を強いられております。

その間、近隣のホテルの協力を得て、大浴場をお借りしているのですが、
一日一人当たり@500円×21名=10,500円の別途コストが掛かっています。

本業あっての下宿事業の為、ホテル運営に支障の無いように努力をしておりますが、ホテルの改修工事1500万円と、下宿棟500万円の借入は、物凄く重いものとなっております。

先程も申し上げた通り、下宿事業においては全くの非営利の為、この500万円の改修工事の負担だけでも無くなってくれれば、下宿事業を継続していける光が見えて参ります。

皆様方のご支援なくして、大変厳しい状況で、今は本業をしっかり立て直し、
下宿生の将来を守りたい思いで日々尽力しております。





平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用を募集します。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供していたものです。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要です。

プロジェクトの詳細はこちら


ご覧頂き有難うございました。

この記事だけを表示

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年9月7日 15:31

震災後の下宿棟の状況について

【2016.9.7 更新】

西日本支社の久保です。
ご覧頂き、誠にありがとうございます。

先日、本プロジェクトの下宿棟のオーナーである有限会社はしもとの甲斐さんに震災後の下宿棟の様子、復旧経過、下宿生の様子など、沢山話を伺いました。

下宿棟の復旧作業も順調には進んではおりますが、次々に問題が生じてかなり切迫した様子が伺えました。

今、本当に困っていることを一人でも多くの方に知っていただき、ご支援いただけたら幸いです。
是非ご覧ください。


 

◆震災後の下宿棟の状況について教えてください。



震災直後の下宿棟は、外壁に穴が開き、亀裂が走っており、雨風を凌げる状態ではありませんでした。
また、1階から3階まである部屋の天井の半分は崩れ落ち、内壁にも大きな亀裂が入っており、襖やドアも歪みで開かない状態の部屋も複数あり、何もかもが破損した状態で、とても人の住める状態ではございませんでした。

/data/blog/archive/original/29066.jpg

 /data/blog/archive/original/29073.jpg

/data/blog/archive/original/29074.jpg

当時としましては、まず下宿棟に今後人が住む事が可能なのかの診断が急がれました。
震災直後で、建物診断士を呼ぶ事も難しく、役場からの手配を待っていては、到底間に合わない状況であり、下宿生の住む場所の確保を第一に考え、震災後4日後に、知人を介し、補修業者の手配を行いました。

概算の見積を直ぐに取り、工事の資金繰りを考える暇もないまま、工事着工の決定を余儀なくされました。
概算で出た見積額は450万~500万という事でした。

 /data/blog/archive/original/29076.jpg

震災後、関東や四国など遠方から来ている子供たち4名が帰省できず、そのまま残っていたので、寝泊まりする場所がなく困り果てておりました。

本業でもあるホテルの客室は無事だった事と、当時お泊りいただいていたお客様が、「自分たちが居ては、子供たちの居場所がなくなる。そうならぬ様に、自分たちは出ます」と温かいお言葉を残し、チェックアウトされました。
そういったご厚意があり、何とか残った下宿生4名の寝る場所は確保できました。
 

◆震災後の下宿生達の様子はどうでしたか?


震災翌日より、残った下宿生達は、近所の避難所にボランティア活動しにいってました。
誰に言われるでもなく、自分たちで計画し、自分たちの意思で行動し、朝から晩まで頑張っていました。
重い水や救援物資等を、お年寄りの家に届けたり、避難所となったあらゆる場所で、各々が人の為に頑張っていました。
感謝のお電話を何本も受け、そんな彼らの姿に、我々大人も勇気と元気をもらいました。
 
下宿生たちが通う熊本県立大津高等学校が、震災1週間後に再校する事を決定した為、我々は、震災後たった1週間で、帰省している残り17名の下宿生の住居を準備する必要を迫られました。
 
続きは近日ご紹介いたします。


平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用を募集します。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供していたものです。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要です。

プロジェクトの詳細はこちら


ご覧頂き有難うございました。

この記事だけを表示

【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.