三陸とれたて市場ファンド ファンドニュース 被災地からのレポート

被災地からのレポート2011年12月11日 22:00

【三陸とれたて市場】 ピースが少しずつ埋まります。

最新の凍結施設CASの試験運転も順調に進み、出来上がった製品は、先行的に地元に提供されています。
その仕上がりに胸が脹れるまでになったら、インターネットにも商品を掲載する運びで計画しておりますので、こちらの商品に関しましては、今しばらくお待ちくださいね。
さて、そんなこんなで動き回っているとれたて市場に、本日新しい機器が搬入されてきました。
それは、ホシザキの熟成乾燥庫。コンピューター制御で美味しい干物が清潔に作れるおもしろいマシーンです。
野外には、大きな天日干し乾燥棚も作り始めたので、この機械とセットになれば、天気に振り回されない環境が整います。
そして、出来た干物はそのままCAS凍結。漁師が唸る漁師が食べたい干物を何とか作ることが出来れば。そして、ミサンガでまとまったおばちゃんチームの雇用の場につながれば。
笑顔にしなければならない多くの顔を背負っています。
(以上は、三陸とれたて市場のHPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=1046

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被災地からのレポート2011年11月24日 19:45

【三陸とれたて市場】 恐るべき実力にみんなで絶句

これ、何かわかりますか?? ご存知の方はかなりの食通。


三陸でこの時期になるとスーパーなどに当たり前に並ぶ旬の味覚、答えは「としる」としろとも呼ぶ「あわびの肝」なのです。


三陸はあわびの水揚げが日本一。そして、中華の最高級食材「乾あわび」の最高級ブランド「吉浜鮑」の生産地です。


そんなこんなんで、あわびの肝が売られる訳ですが、今年、これを扱うことが出来るなんて夢にも思いませんでした。


さらに興奮するのが、写真のとしるは解凍したもの。そう、CAS処理をしてカチコチに凍ったとしるを解凍した物なのです。


こんなものを凍らせれば、すぐに生臭くなり、梅干みたいに身はしわくちゃに萎みヨタヨタになるのですが、CASの実力には恐れ入りました。食べても生と全く違いがわからずなのです。


おめぇ、これがあれば、一年中としるの刺身が食えるって事じぁねぇか。漁師が大興奮な仕上がり。早速製造開始です。


(以上、三陸とれたて市場HPより引用 http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=1031


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被災地からのレポート2011年11月17日 12:00

【三陸とれたて市場】 三陸だより~幻と最高傑作の技術がガチンコ~

 

トレーに並んでいるのは、きれいに解体された鮭。ご丁寧にも、普段はポイする鰭まで、大切に並べられています。

 

現在、三陸とれたて市場あばら家チームは、社屋の外見にそぐわない最新鋭の凍結機CASを導入し、生産者と一緒に未来作りの為の冒険を日々しております。(要約すると試験運転中)

 

食産業の再生が絶望的なほどに壊れ果てた大槌地区に、とれたて高鮮度の生いくらをCASで固めて送り出すなど、その機械の可能性を検証するために、連日運転を行っております。

 

そこに飛び入りで割り込んできたのは、魚介の王様食材「幻の鮭、鮭児」大船渡でも例年この時期に水揚げされるのです。

 

今朝、突然仕入れ担当から電話があり、「鮭児揚がったから」の報告が・・・。鮭が大不漁である中、あがるとは思わなかった幻が揚がってきたので、社内は突然の大騒ぎ。

 

(三陸とれたて市場HPより引用 http://www.sanrikutoretate.com/ )

 

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被災地からのレポート2011年11月11日 16:15

【三陸とれたて市場】CASは試運転中

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


ご報告させていただいておりますとおり、無事にCAS冷凍庫の搬入も終わり、八木社長は「可能性が広がっているのを実感している」そうです。


というのも、通常ですと、鮮魚と、冷凍して解凍した魚の味は違うのが分かるそうなのですが、CAS冷凍して解凍した魚を鮮魚のなかに入れてしまうと、もう分からないそうです。


サンマやイクラ、タコなどなど、いろいろな種目で練習をしているそうです。


鮮魚に加えて、加工品も準備中とのこと。


年内に建物の修繕も終えて、来年なるべく早い時期から商品の販売を行えるようにしたいとのことでした。


個人的には、ファンドの特典になっている「毛蟹の漁師料理 カニばっとう」など、一日も早く食べてみたいです。


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被災地からのレポート2011年10月31日 21:30

【三陸とれたて市場】 あちらこちらが壊れたまま

かよさんの船が泊まっていた浜。ここには何十艘の船が繋がれ、ホタテや牡蠣、イカ釣りやかご漁など、のどかな景色の中にも活気ある瞬間が、毎日どこかかしこにあったところでした。


この大津波で船の大半は大破または行方不明。泊まる船も全く無い上に、岸壁が大きく地盤沈下し、水没する事もしばしば。


流出防止用の土嚢が大きく詰まれた港の一角には、うずたかく積まれた絡まりあったロープの残骸。悲壮感が漂います。


でも、東大・日本財団が共同で行ってくれた先の海底調査では、海の中は大津波で長年の疲れも洗い流され、穏やかな砂地に戻っているところが多数で、生産能力の回復が期待されます。


そんな明るい言葉を思いながらも、どうにもならない規模で壊れたこの港町に深い絶望を感じつつ、今日という日がまた過去のものとなり、新しい日の出を迎えます。


振り返ったら、後ろには、小さいながらも道が出来ていました。息を切らしながらも、途切れそうな道がつながり続けていました。


一人夜中に「ぽきん」と折れて・・・。まだまだ続きそうです。
(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/  )


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被災地からのレポート2011年10月28日 12:00

【三陸とれたて市場】 どん! 60キロの大物です。

朝、大騒ぎの後に運び込まれた本日の一品はこれ。全長1.5メートル程度もある60キロを超える大きな魚はメカジキです。


2人がかりで包丁が入れられ、手際よく捌かれていく大物。包丁の走る後にチラチラ見えるその身質は、めっちゃ旨そうとみんなで言い続ける程なのです。


輪切りにしたり、柵にしたり。そして何よりも切り落としや削いだ身などのお得な商品も続々と作られていきます。


CAS冷凍とメカジキの相性がなぜか強烈に良く、旨味が向上するのが不思議なところ。しばらく水揚げが無かったメカジキを、早く仕込みたいとみんなで待ち望んだ水揚げでした。


手際よく処理されたメカジキは、各規格に切り分けられて、順次CASで処理をされていきます。


おまかせ便に入ることもありますので、是非お刺身でこの魚の魅力をお楽しみいただければと思います。
(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/


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被災地からのレポート2011年10月19日 20:00

【三陸とれたて市場】 八木代表がNHKスペシャルに出演

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


今週22日(土)のNHKスペシャル(第一部19:30~)に、三陸とれたて市場の八木健一郎代表が出演します。


テーマは「“食の安心”をどう取り戻すか」。

(以下NHKホームページより引用 http://www.nhk.or.jp/shinsei/
「米、魚、畜産物・・・
私たちの食卓を支えてきた産地が、大震災と原発事故によって壊滅的な被害を受け、
これまでの生産、流通、消費のあり方が改めて問い直されている。


どうすれば、今なお苦しみ続ける産地を甦らせることができるのか?
そして、どんな仕組みを作っておけば、
将来にわたって「食の安全・安心」を確保していくことができるのか?


被災地の生産者たちが始めた挑戦をヒントに、スタジオで徹底討論。
「わたしたちの食」の新たなあり方を探る。」


第一部ゲスト
■永島敏行さん
■相田翔子さん
■神里達博さん 東京大学大学院特任准教授
■藤沢久美さん シンクタンク・ソフィアバンク副代表
■堤清二さん セゾン文化財団理事長
■八木健一郎さん (有)三陸とれたて市場社長

 

第二部ゲスト
■長浜博行さん 内閣官房副長官
■小泉武夫さん 東京農業大学名誉教授
■杉浦紳之さん 放射線医学総合研究所 センター長
■近澤靖英さん イオン(株)執行役
■神里達博さん 東京大学大学院特任准教授
■藤沢久美さん シンクタンク・ソフィアバンク副代表
■岩本裕 解説委員


どうぞ、ご覧ください。

 

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被災地からのレポート2011年10月11日 10:30

【三陸とれたて市場】 大型冷蔵庫CASの設置作業も順調

タクシー1台!のノリでバックフォーが呼ばれ、突如造成が始まった「CAS冷凍機室外機」の設置作業も、連日の作業により、その姿が日に日にあらわになっていきます。


コンクリを打っていたら間に合わないと、固まる砂利が放り込まれ、ならされたら機械がどんどん入り、配管作業に平行して、室外機の建屋作りも進んでいきます。


当社がいつもお願いしている地元の冷凍庫屋さん、CAS製造元ABI社の応援、そして船を流した漁師さんみんながこの場所に入り乱れて、それぞれの仕事に励んでします。


「おぅ、漁師にもう大工をさせるなよ いい加減飽きたど」つい先日までこんな会話が飛び交っていたのですが、CASの工事となれば話は別。だれよりも欲しかったこの機械のためなら、大工工事だろうが大雨だろうが何でもいい話。


いっぱいいっぱい夢を見ながら、ここから始まる小さくて大きな一歩を、みんなが楽しいでいるのです。いつ動くんだぁ 早く動かせ~ あばら家に笑顔がこぼれます。


(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=1002


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被災地からのレポート2011年9月29日 22:00

【三陸とれたて市場】大型最新機器「CAS凍結機」と保管庫を導入

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


既にご覧になられているかもしれませんが、先週、大型最新機器「CAS凍結機」と保管庫が導入されました。
http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=994


八木社長によると、「今までは凍結変性なんて嫌だからと、冷凍機などには一切興味も無かったのですが、漁師が解凍を食べても解らないというこの機械でやりたい事は、漁師料理の直売や希少な魚の販売、更には被災地への魚の安定供給など、多岐に渡ります。」とのことです。


新生「三陸とれたて市場」への応援を、どうぞよろしくお願い致します。


ちなみに、今回、ご参加いただいた「セキュリテ被災地応援ファンド」。


「気づけば示し合わせたように同じ市民ファンドにみんなが仲良くそろっていました。 あきらめないよ。」とのことです。
http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=996


出資してくださる皆さまと、同じように「セキュリテ被災地応援ファンド」に参加していただいている皆さまと、そして地域の皆さまと復興を目指します。


「三陸とれたて市場ファンド」のお申込はこちら:
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被災地からのレポート2011年9月21日 23:10

【三陸とれたて市場】 復旧ではなく復興を目指す 八木代表取締役 動画掲載

 

ミュージックセキュリティーズの神谷です。

 

8月26日に開催しました「セキュリテ被災地応援ファンド説明会」にご登壇いただいた八木代表取締役の発表の様子を動画で掲載しました。三陸とれたて市場のこれまで、そして、津波によって海が新しい生産活動を行っている現在にておいて考える三陸とれたて市場のこれから。

 

どうぞ、ご覧ください。

 

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