- セキュリテ
プロフェッショナルインタビュー File 001
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- 神亀酒造
小川原 良征 - 取材日: 2009年3月7日(土)
場所: 神亀酒造

- 神亀酒造
うまいものは、ひとりで食っちゃいけないと祖母から言われてきた。
社員の食べ物も差別するなと。つまり、いいことはひとり占めするな、ということだと思う。
この言葉は、ずっと刷り込まれてきた。
家族は苦労する。なくてもある振りをする必要があるときもある。
日本酒業界のサービスは蔵が減れば減るほど、低下する。
昭和48年ごろ、お客さんの酒の会で話をした時、全部を純米酒にすれば120万トンの米が必要なので、
減反もゼロにできる、と。ぼろ蔵でも、いつか気がつけば楽しめる酒を作れるようになるはず。
2,300の蔵があれば、2,300の酒質があるのだから大事にしてくれ。それが半分になれば、酒質が半分になる。
今は、全国の食べ物がいろいろと流通しているので、その食べ物にあう酒を見つけようと思うと、一つの醸造元では足りない。
みんな純米酒になれば、みんな仲間になる。競争する必要がないから。アルコール添加をすれば味が全部似てきてしまう。
作り手、売り手が食文化をわきまえていかないといけないと思う。 食生活からの病気が多くて困る。生活習慣病もほとんどが食生活から来るものでしょ。 「今日のゴハンはあしたのカラダ」と親から言われたもの。
こどもの味覚
三国シェフは年に一度フランス料理を幼稚園児に食べさせている。
普通に考えればとてももったいないことなんだけど、これは実はとても大切なこと。
14歳までに味覚は固まる(大げさにいうと9歳)。
本当にだしから取った離乳食に食べさせて育てると、こどもの味覚の感性が変わってくる。
だから、すし職人は中学にいかずにそのまま入れと言われている。
日本人はだしの文化であり、それが日本のいい料理を下支えしてきた力のはず。
家庭の教育は本当に大切。しつけは台所から始まる。手でつくったものを出すのが家庭。
台所で手でつくったところを見せて、食べさせることが大事。家庭の台所での集まりが食文化だと思う。
自分の家庭の味を覚えさせてやる必要ある。今はなにもベースがないので、誰かがいうと、それを信じ込んで、みんな食べてしまう。








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