斉吉商店は気仙沼随一の廻船問屋として、60有余年の歴史を持つ老舗です。気仙沼水揚げの新鮮な魚介類を使った加工品は無添加で、素材の味を活かした優しい味付けは、首都圏でも大人気となっています。さんま笹寿司など、気仙沼伝統の食を全国に送り出しています。 昭和35年創業。廻船業と並行して、十数年前より地元でとれる食材を使った水産加工品の製造・販売を開始。食材の鮮度と無添加であることにこだわり、心を込めて加工します。 「気仙沼さんま笹寿司」は、第17回大日本水産会会長賞、第10回みやぎものづくり大賞優秀賞を受賞 HP: http://www.saikichi-pro.jp/ |
本匿名組合契約名称 | 斉吉商店ファンド | |||
---|---|---|---|---|
営業者 | 株式会社斉吉商店 | |||
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) | |||
出資募集最大総額(口数) | 5,000,000円(1000口) | |||
申込単位(1口あたり) | 5,000円 ※本匿名組合契約の申込には1口あたり5,000円の応援金が別途必要となります。出資金のみまたは応援金のみでのお申込はできません。 (上限口数:10口) | |||
出資金取扱手数料 | 500円 ※応援金には手数料はかかりません。 | |||
取扱者の報酬 | 出資金取扱手数料500円/口 | |||
募集受付期間 | 2011年4月25日~2011年9月30日 | |||
会計期間 | 営業開始日から5年8ヶ月(68ヶ月) | |||
契約期間 | 本匿名組合契約成立日から会計期間終了日 | |||
分配比率 | 会計期間開始日から36ヶ月間(無分配期間):売上金額の0% 無分配期間終了後から会計期間終了日まで(32ヶ月間):売上金額の2.00% | |||
予想リクープ平均月売上金額 | 7,812,500円(税込) | |||
被災前概算平均月売上金額 | 13,000,000円(税込) | |||
契約方法 | 匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金、出資金取扱手数料(および応援金)の払込をすること及び取扱者が出資者の本人確認をすることをもってその効力を生じます。従って、出資金、出資金取扱手数料(および応援金)が払込まれていても本人確認ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 | |||
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) |
【営業者】 本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2011年2月28日現在)
【取扱者】 本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2011年3月31日現在)
|
今後の事業計画は以下の通りです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
・会計計期間開始日から36ヶ月間(無分配期間):
売上金額×分配比率0%×1口/募集最大総口数
・無分配期間終了後から会計期間終了日まで(32ヶ月間):
売上金額×分配比率2.00%×1口/募集最大総口数
本匿名組合契約における分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
※1口 5,000円の出資の場合
(注1) 匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上述記載の計算式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の利回りは、次の算出式によって計算される全会計期間にかかる1口あたり分配金額の合計額を基にした直接利回りであって、年率ではありません。
匿名組合員に対する匿名組合出資金1口あたり分配金額/5,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20%の源泉税徴収が行われます。なお、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(注4) 振込手数料は、ご指定頂きましたお振込先銀行口座によって変わります。手数料金額については以下の表をご参照ください。(金融機関によって手数料金額の変更等がある場合もございますのであらかじめご了承ください。)
お客様の振込先 銀行口座 | お振込手数料 | |
(分配金額が3万円未満) | (分配金額が3万円以上) | |
三菱東京UFJ銀行 | 315円 | 315円 |
みずほ銀行 | 315円 | 315円 |
三井住友銀行 | 210円 | 315円 |
楽天銀行 | 50円 | 50円 |
ジャパンネット銀行 | 52円 | 52円 |
その他銀行 | 315円 | 315円 |
斉吉商店ファンドの締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。
1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性がございます。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は匿名組合出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払のみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払が行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 営業者の信用リスク
営業者が支払不能に陥り、又は破産、会社更生、民事再生の各手続きの申立てがなされた場合などは、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する分配金額の支払請求権には、何ら担保が付されていません。本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生したとしても、本匿名組合事業において多額の費用や損失が発生した場合においては、分配金の返還が行なわれないリスクがあります。
5. 取扱者の信用リスク
本匿名組合契約において、匿名組合出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業にかかる分配金額の支払遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
6. 販売先の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は小売店等に販売され、販売代金が小売店等に支払われます。販売から代金回収までの期間の関係で売上金額は一定期間小売店等に滞留され、その間小売店等の信用リスクにさらされます。このため、小売店等が破綻した場合、匿名組合利益の分配はもちろん、匿名組合出資金の返還が行われないリスクがあります。
7. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に滞留され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
8. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼすリスクがあります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9. 営業の開始が遅れる、もしくは再開できないリスク
被災地の土地に関する行政の対応の遅れや、需要が増加することによる適切な用地の確保及び建築資材の調達の遅れにより、事業の開始が遅れるもしくは再開できないリスクがあります。
10. 地域の復興が遅れるリスク
被災前の取引先が廃業し、もしくは、被災地域の復興が遅れ消費が伸びず、製品の製造・販売が開始されても、売り先が確保できないリスクがあります。
11. 原子力発電所によるリスク
原子力発電所における事故により空気中及び海水中に放出された放射性物質により、農産物や海産物が汚染され出荷停止になる、あるいは、汚染されているのではないかという風評被害のために、製品が売れなくなるリスクがあります。
12. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害が再び起こり、事業の継続が困難になるリスクがあります。
13. 被災前の品質が再現できないリスク
津波により製造に必要な独自の技術や機材、固有の発酵菌等が流出し、以前の品質が再現できず、顧客を減らすリスクがあります。
14. 暴動が起こるリスク
暴動(窃盗等を含む)が起き、事業が一時中断し 営業活動ができないリスクがあります。
15. 被災地で伝染病等が蔓延するリスク
被災地の生活環境や公衆衛生の悪化により、伝染病等が蔓延し、営業停止の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。
16. 風評被害によるリスク
原子力発電所による風評被害に加えて、伝染病等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
17. 資金繰りが悪化するリスク
既存の借入れに対して、金融機関から返済条件の変更が認められず、また、今後、事業の継続の為に借り入れが必要となった際に、追加融資が認められず、資金繰りが悪化するリスクがあります。
18. 補償等を受けられないリスク
津波の被害により、立ち入り禁止となった土地の代替地や、その他被った損害に対して、十分な補償を受けられず、その結果、事業へ悪影響が生じるリスクがあります。
皆様いつもいつも大応援をいただき、感謝申し上げます。
今日はファンドでご出資いただいたなかから一番初めに準備することができました、ただ今大活躍中の「スチームコンべクションオーブン」について、詳しくご報告させていただきます。
「スチームコンべクションオーブン」は、オーブンというだけあって焼くことはもちろんですが、スチームですから蒸すことができます。オーブンのように閉じた中で蒸すのですが、無圧です。時間と温度を決めて調理することができます。
斉吉ではこの機械を存分に使って様々な商品をつくっていました。特に魚介類を固くしないで、柔らかく加熱するために活躍していました。
以前は、「ホテルパン」というバットが30段のものが1機、24段が1機、10段が2機、6段1機と5台有りましたが、今回は写真の10段と、こちらはスペースの関係でまだ設置していませんが、6段2機購入させていただきました。
前に立っているのは金のさんま担当大臣の千加ちゃんですが、実は金のさんまを炊くときに欠かせない工程が、「スチコン(こう略しています)」にあります。はじめに表面だけ、さっとスチームをかけるのです。
それから今回さらに有難かった事を報告します。
気仙沼は被害が大きく、なかなか地元での工場再開できない理由のひとつに電力の問題があります。
通常、工場は「キュービクル」という大きなブレーカーのような働きをする機械を入れるのですが、これは前の斉吉の工場で「キュービクル」だけで450万位かかるものです。被害に遭って、電気が通ることもままならないなか、よその工場を借りることになっても、半年ほど借りるのに電気の容量を増やすことは大変なことでした。
次の自社工場に移るにつけても、冷蔵庫冷凍庫、空調はじめ、電気の容量は、ほんとに大きいのです。そこで、今回大きく電気を使うスチコンをガス式でお願いしました。
日本で「スチコン」はほとんどが電気です。早くご出資いただいたことで、時間のかかるガス式の発注がより早くできました。ヨーロッパでは、ほとんどがガス式です。
おかげさまで、他の冷凍庫等電気でなくてはならないものとガス式の「スチコン」と共存で、お借りした工場で順調に仕事ができています。「スチコン」の工程の後は、もちろん鍋になりますが、写真のように細かい泡が鍋の表面を覆い、とてもいい塩梅です。
自社仮設工場に引っ越せる日を楽しみに待ちながらも、中才工場で商品がつくれて幸せです。
ありがとうございます。
またご報告いたします。
斉吉
セキュリテ被災地応援ファンドへのお申込はこちら
http://oen.securite.jp/